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北朝鮮、朴槿恵の誹謗詩で波紋

Posted March. 16, 2006 03:13,   

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北朝鮮労働党傘下の「祖国平和統一委員会(祖平統)」が運営するウェブサイト『同じ民族』が、ハンナラ党の朴槿恵(パク・グンヘ)代表を「維新の娼婦」などの低俗な用語で卑下した風刺詩を掲載した。

15日、北朝鮮専門インターネット紙であるデイリーNKによると、同サイトは「ハンナラ党を破壊しよう」という風刺詩の連載を始め、第一回として『孝行娘』というタイトルの朴代表の誹謗詩を掲載した。

同詩は、「呪われた父の後を必死に追う殊勝な維新の孝行娘」、「父を犬のように撃ち殺した米国にスカートをちらつかせる汚い娼婦、維新の娼婦」などの表現を含んでいる。

『同じ民族』は、03年4月に開設された北朝鮮の代表的な対韓国宣伝メディア。現在、「統一連帯」などの韓国の親北朝鮮関連団体が、同サイトの内容をしばしば引用している。

北朝鮮の「朴代表バッシング」は、北朝鮮の主要新聞が新年社説で、朴代表とハンナラ党を狙って、「半保守連合戦線」を構築しなければならないと主張したことから始まった。

北朝鮮労働新聞は1月4日、「ハンナラ党の血生臭い犯罪史を暴く」というタイトルの連載を掲載した。朝鮮中央放送も、「維新独裁者の後裔であるハンナラ党代表は、父の悲劇的な前轍を踏まないためにも、口をつぐんで静かに退いたほうが良い」と主張した。

北朝鮮メディアは、朴代表が02年5月に訪朝し、金正日(キム・ジョンイル)総書記に会った後、「朴槿恵女史」と丁寧に敬称してきたが、今年から突然態度を変えている。



zsh75@donga.com