Go to contents

米AIGアジア本部、日本からソウルに移す

米AIGアジア本部、日本からソウルに移す

Posted March. 17, 2006 03:08,   

한국어

米国の多国籍総合金融業者のAIGアジア地域本部が2010年、ソウル永登浦区汝矣島(ヨンドゥンポグ・ヨイド)に完成される国際金融センターに入居することになった。

李明博(イ・ミョンバク)ソウル市長は15日(現地時間)、米ニューヨーク・マンハッタンで、「去年、AIG側とAIGアジア本部を、日本からソウル汝矣島国際金融センターに移すことに合意した」と発表した。

当時、モリス・グリーンバーグAIG会長は李市長に、「アジア本部をソウルに移転するよう努力する」という内容の書信を送ってきたという。しかし、この内容は、日本とAIGの関係を考慮し、対外的には公開されなかった。

すでに、ソウル市は昨年、AIGから12億ドルの投資協約を結んでいた。 日本のAIGアジア本部には、AIG国際投資会社など計15の系列社が常駐している。

米国を訪問中の李市長は、ソウルを「北東アジアの金融中心都市」に特化させるため、ゴールドマンサックス社など、外国企業の投資誘致を本格化している。

ソウル市江西区麻谷洞(カンソグ・マゴクドン)と加陽洞(カヤンドン)一帯に、07〜20年に立てられるアジア研究開発(R&D)中心都市に、ベル研究所など外国企業のアジア本部を誘致するという趣旨だ。

これと関連して李市長は同日、ソウル国際経済諮問団(SIBAC)議長が主催する午餐に出席して、マイケル・ブルームバーグ・ニューヨーク市長と会見し、ソウル—ニューヨーク間の交流協力方案を論議した。

一方、ソウル市傘下のソウル産業通商振興院(SBA)は、ニューヨーク経済開発公社(NYCEDC)とファッション、映画、デジタル・コンテンツ分野の知識を共有し、両国に進出する企業に情報を提供する方針を示した。



beetlez@donga.com