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盧大統領「責任首相制を維持」

Posted March. 17, 2006 03:08,   

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李海瓚(イ・へチャン)首相辞任後の国政運営に対する盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の構想が、徐々に輪郭を現わしている。

16日、李百万(イ・ペクマン)大統領広報首席秘書官によると、盧大統領は15日、大統領府のスタッフに、国政運営システムについて「既存の基調を維持した方がいい」と述べたという。

さらに李首席は、後任首相の人選の方向について、「これまで大統領と李前首相が実施してきたシステムを維持する責任首相型、すなわち責任を負って首相業務を遂行できる人物を探している」と説明した。

責任首相体制を前提とする場合、後任の首相は、政治家出身や名望家よりも、盧大統領の心中を理解し、政策の力量を揃えた人物が抜擢される可能性が高いというのが、大統領府内の大方の見方だ。

大統領府周辺では後任の首相に、田允迵(チョン・ユンチョル)監査院長と、金秉準(キム・ビョンジュン)大統領政策室長の名が挙がっているのも、このためだ。

人選の時期と関連して、与党のヨルリン・ウリ党の一部では、「5・31地方選挙までは、韓悳洙(ハン・ドクス)副首相兼財政経済部長官の代行体制を実施し、選挙後に後任の首相を人選すべきだ」という主張が出ているが、実際にそうなる可能性は稀薄なムードだ。首相の空白状態を長引かせないものとみられる。

大統領府のある関係者は、「近く、首相の候補群を狭めるだろう」と述べ、来週中に人選作業を終える可能性を示唆した。



jyw11@donga.com