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嶺南製粉の株価操作の疑惑、全面的な調査に着手

嶺南製粉の株価操作の疑惑、全面的な調査に着手

Posted March. 20, 2006 03:46,   

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李海瓚(イ・へチャン)前首相と一緒に「3・1節ゴルフ」をした柳遠基(ユ・ウォンギ)会長所有の企業、嶺南(ヨンナム)製粉の株式不正取引疑惑に対し、金融監督院が全面的な調査に乗り出した。

嶺南製粉は株価相場の操作、未公開情報を利用したインサイダー取り引きなどの疑いが持たれている。

金融監督院の林承哲(イム・スンチョル)調査1局長は19日、「マスコミが嶺南製粉に対して提起した様々な疑惑を分析した結果、本格的な調査が必要だと判断した」と明らかにした。

林局長は「嶺南製粉の取り引き当事者たちの証券及び銀行口座の調査はもちろん、関係者を召喚して調査する計画だ」と付け加えた。

このため、嶺南製粉と昨年5月から同社の株式を集中的に買い入れた韓国教職員共済会、昨年11月に嶺南製粉の自社株195万株を場外で買い入れた七つの金融機関の関係者らが相次いで召喚されるものとみられる。

林局長は「特に嶺南製粉の昨年の外資誘致推進の公示に注目している」とし、「実際に外資誘致を進めたか、集中的に調査する」と話した。

また、金融監督院は昨年11月に嶺南製粉の自社株195万株を引き受けた七つの金融機関と作戦勢力との結託説、嶺南製粉のバイオ事業進出及び動物薬品事業進出の検討など、「株価の膨らまし」疑惑のある公示についても調べる予定だ。

尹増鉉(ユン・ズンヒョン)金融監督委員長兼金融監督院長は15日、「調査権の発動は慎重に行わなければならない」と明らかにしたことがあり、金融監督院がすでに相当な疑惑をつかんだのではないかとの分析も出ている。



buddy@donga.com