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負傷の李東国、リハビリに専念 W杯行きの可能性は半々

負傷の李東国、リハビリに専念 W杯行きの可能性は半々

Posted April. 11, 2006 02:59,   

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06ドイツW杯で「Again 2002」を夢見る韓国サッカー代表チームに、李東国(イ・ドングク、27、浦項スチローズ)の負傷が、大きな変数として浮上した。

ユン・ヨンソル大韓サッカー協会医務分科委員長(延世大学医学部教授)は10日、ソウル鍾路区新門路(チョンログ・シンムンロ)のサッカー会館で行われた記者会見で、「李東国の右膝の前十字靭帯が破裂した。膝関節に水もちょっと溜まっており、微細出血がある状態だ」と話した。

名実共に代表チームの最高のゴールゲッターである李東国は5日、Kリーグ仁川(インチョン)ユナイテッド戦で右膝を負傷し、交替した後、浦項セミョン基督病院とソウル峨山(アサン)病院で2回精密検査を受けた。

ユン委員長は、「負傷の程度が軽微な水準ではない。治療法は手術とリハビリ治療の二つだが、手術を選択すると、W杯出場が不可能になるため、リハビリ治療をする方に決めた」と述べた。選手の生命を考えれば、手術が原則だが、1998年フランスW杯に出場した後、02年韓日W杯では4強神話をテレビで見守った李東国が「必ずW杯に出場する」と強い意志を示したことを受けての決定だ。

現在としては李東国のドイツ行きの可能性は半々だ。リハビリ専門家たちは肯定的だ。チン・ヨンス・ソウル峨山病院のリハビリ医学センター所長は、「負傷の程度によって違ってくるが、プロの選手は一般の人に比べて、膝周辺の筋肉が発達しているため、回復が早い。100%ではないが、短期間競技力を発揮できる状態まで引き上げることができる」と述べた。

技術委員会のある関係者は、「どうせ最終エントリーは競争中なので、監督の判断は明らかだ。体の調子が良くなければ、より調子の良い選手を連れていくだろう」と述べた。

アドフォカート監督は、「今は李東国を激励する時だ。5月11日ごろ再び会ってみよう。私も良いリハビリ施設を探してみる」と述べた。李東国は訓練にのみ集中するため、海外でリハビリ訓練できる場所を探している。



yjongk@donga.com