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現代車の政官界ロビーの手がかりを確保

Posted April. 14, 2006 03:16,   

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検察が、現代(ヒョンデ)と起亜(キア)自動車グループが、系列社の債務の棒引きを受けた過程で、会計法人代表を通じて政官界にロビーをした手がかりをつかみ、現在捜査中だ。

最高検察庁中央捜査部(朴英洙部長)は13日、前アンゴン会計法人代表の金ドンフン容疑者(57)を、特定犯罪加重処罰法上斡旋収財の疑いで拘束した。

検察によれば、金容疑者は01年7月〜02年6月、起亜車部品供給業者のアジュ金属工業と系列社のウィア社などの債務の約2300億ウォンの債務調整を受けられるよう、国策銀行と政府投資期間、金融監督院の関係者にロビーを請託するとともに、現代自動車とウィア社の財務担当役員らから計14回にわたって、41億6000万ウォンを受け取った疑いを受けている。

検察は、金容疑者が現代車とウィアの役員から受け取った金が、現代車グループで造成された秘密資金の一部であることも把握している。

検察、金容疑者が両社の債務の中550億ウォンを棒引きするようにしたことを確認し、この過程で、金容疑者が政官界人士にロビーをした手がかりを一部確保した。

検察は、金容疑者が政官界人士などの他に、金融機関の役員にもロビーをした事実が確認されれば、特定経済犯罪加重処罰法上斡旋収財の疑いが追加できると発表した。

検察は、鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長が17日から19日まで、中国北京の現代第2工場起工式に出席するため出国が可能かどうかを問い合わせて、出国を許容することにしたという。

蔡東旭(チェ・ドンウク)最高検中央捜査部捜査企画官は、「鄭会長が米出張後、帰国し、公開的に検察捜査に応じると約束した状況なので、現代車グループの対外信頼度の下落を防止しなければならないと判断され、出張を許容した」と述べた。



needjung@donga.com