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「申告だけに頼るな」盧大統領、公認不正で検・警察を迫る

「申告だけに頼るな」盧大統領、公認不正で検・警察を迫る

Posted April. 19, 2006 02:59,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は18日、「不正公認に対する検察と警察の捜査が積極的に進められておらず、申告だけを頼るのは間違ったことだ」と指摘した。

盧大統領は同日、大統領府で開かれた国務会議で、「不正選挙は諸々の不正腐敗の原因であり、その中でも不正公認こそが構造的に不正を派生させる根源的不正だ」としてそのように述べたと、金晩洙(キム・マンス)大統領府報道官が伝えた。

また、盧大統領は、「党内の候補選びをめぐる不正に対し、徹底的な取締りをするよう重ねて指示したにも関わらず、なぜ申告だけを頼っているのかが分からない」として、「現時点で、不正公認などに対する政府の適切な対処がなされているのか、体系的に分析・評価しなければならない」と述べた。

特に盧大統領は、公認不正に対する警察の取締りが鈍い原因を調査・報告することを求めながら、「警察が事件を認知せずに見逃すようなことがあれば、適切な処分をとってその責任を問う方向で考える」と述べた。金蒼浩(キム・チャンホ)国政広報処長が伝えた。

これについて、ハンナラ党の朴槿恵(パク・グンへ)代表は、「大統領の発言は野党弾圧につながりかねない危険なもので、野党にとっては脅威となりかねない」と批判した。

朴代表は同日、党地方自治委員会主催の政策討論会に参加するために大邱(テグ)を訪れ、「大統領の発言は捜査に不当介入するものであり、大統領は不当な捜査を煽るような行動をとってはならない」と述べた。

同党の李季振(イ・ゲジン)スポークスマンも、「大統領が前面に出てきて、検察に圧力をかけるよう促すのは、検察の威を借りての不正選挙の意図と見て取れる」とし、「大統領の公正な選挙に対する意志を疑わざるを得ない」と指摘した。



jyw11@donga.com yongari@donga.com