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ウォン相場、1ドル=950ウォン台に

Posted April. 20, 2006 03:03,   

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米国の金利引き上げ行進は近く終わるだろうという見通しにしたがって19日、1ドルが940ウォン台に下落(韓国ウォンの価値上昇)した。

株価は史上最高値をまた更新しており、債券市場の金利は大幅に落ちた(債券価値の上昇)。

同日、ソウル外為市場でドルに対するウォン相場は、前日より8ウォン高の945.6ウォンで取り引きを終えた。1997年10月27日(939.9ウォン)以来、8年6ヵ月ぶりの高値最だ。

ウォン相場は、昨年に年間3.0%のウォン高が進んだが、今年はすでに7.0%のウォン高が進んだ。

米連邦準備制度取理事会(FRB)が18日(現地時間)に公開した3月の公開市場委員会(FOMC)議事録に、「大部分の委員らが金利引き上げ行進の中断時期が迫ってきた」と言う内容が含まれていて、ドル安を見せた。

胡錦涛中国国家主席とブッシュ米大統領の首脳会談を控えて、中国人民元の追加切り上げ説が出たのも為替下落の原因だ。

三星(サムスン)経済研究所の鄭永植(チョン・ヨンシク)首席研究員は「米国の金利引き上げ行進が止まれば、双子赤字(経常及び財政赤字)問題が再び浮上し、ウォン相場はさらにウォン高が進む可能性がある」と見通した。

米国の金利引き上げ中断に対する期待でニューヨークの株価が急騰すると、同日KOSPI指数も前日より10.84%ポイント(0.76%)上がった1,437.84で取り引きを終え、史上最高値を更新した。取引所の時価総額は初めて700兆ウォンを超えた。

日本、中国、台湾、香港、シンガポール、タイなどアジア主要国の株価も一斉に上昇した。

一方、ドバイ油の現物価格が0.79ドル上がった1バレル=65.5ドル、米西部テキサス産原油が71.35ドルで取り引きを終えるなど国際原油価格は2日間史上最高値を見せた。