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東海の葛藤を縫合

Posted April. 24, 2006 03:22,   

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韓国と日本は22日の外交次官協議で、独島(トクト、日本名=竹島)近くの韓国側排他的経済水域(EEZ)に対する日本の水路測量計画に触発された葛藤を、ひとまず解消する案で合意した。それにより、東海(トンへ、日本名=日本海)上での両国間の物理的衝突は、避けることができた。

柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部第1次官と日本外務省の谷内正太郎事務次官は、ソウル中区小公洞(チュンク・ソゴンドン)のロッテホテルで2日間の協議を終え、日本は6月30日まで計画していた東海の水路測量を中止し、韓国は国際水路機関(IHO)への韓国式海底地名の登録を「十分な準備を経て適切な時期に」することで、暫定合意した。

政府はひとまず、日本政府が韓国側EEZ内での水路測量などの挑発をしない限り、6月にドイツで開かれるIHO海底地名小委に、韓国式海底地名の登録を行なわない方針だ。

しかし、日本政府は7月からはいつでも水路測量が実施できるという立場であり、韓国も適切な時期に海底地名登録を再び推進する計画であるため、今回の暫定合意にもかかわらず、東海上の緊張が完全に解消されたとみることは難しいというのが、大方の分析だ。

また両国は、今回の事態の根本原因が、これまで合意に至っていない東海上の韓日間EEZ境界線問題だと考え、早ければ5月にも局長級を首席代表とするEEZ交渉を始めることを決めた。



jkmas@donga.com