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アメリカ人、「北朝鮮旅行をしよう」

Posted April. 24, 2006 03:22,   

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ある新聞によると、米国人を相手に、北朝鮮旅行商品を売っている旅行会社は「ジオグラフィック・エックスファディション」、「フォー・トラベル」、「ユニバーザル・トラベルシステム」、「アジア太平洋トラベル」、「高麗(コリョ)ツアース」の5社にのぼる。

北朝鮮旅行商品の日程は、フォー・トラベルの4泊5日から、ユニバーザル・トラベルシステムの6週まで多様だ。経由地である中国北京までの航空賃も含めると、旅行経費が5000ドルから7000ドルを上回るものもある。いずれも高価商品だ。

同紙は、北朝鮮旅行の場合、△案内員から行動を統制されたり、△賑やかな夜の文化もなく、△食べ物や宿泊施設もよくないために、退屈で不便だと指摘した。

それにもかかわらず、米国人の間で北朝鮮旅行商品が人気を博しているのは、これまで北朝鮮が「米国人にとって開放されなかった秘密の全体主義国家」という、「超現実的な」魅力を持っているためとのこと。

カリフォルニア州サンタモニカにあるユニバーザル・トラベルシステムの場合、8月19日から9月30日まで、北京での2泊を含む7泊8日間の日程の北朝鮮旅行商品を5260ドルで売り出したが、すでに150人が予約した。

アーカンソー州リトルロックにあるフォー・トラベルは、北朝鮮での4泊を含む中国旅行商品を発売した。旅行商品の予約者の中には、北京を数回訪問している人もいるので、新しい観光コースを提供するとのレベルから、北朝鮮日程を含ませたとの説明。

同紙によると、北朝鮮はこれまで、96年、02年、05年のアリラン祝典に合せて、それぞれ1回ずつ米国人観光客に扉を開けているが、広報が遅すぎたので、実際に北朝鮮を旅行した人はほとんどいなかったという。

アジア太平洋トラベルの北朝鮮旅行商品の日程には、祖国解放戦争記念館、平壌(ピョンヤン)産婦人科病院、金日成(キム・イルソン)銅像への訪問が含まれている。



maypole@donga.com