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韓国代表の最終エントリー23人に名前を挙げるのは誰?

韓国代表の最終エントリー23人に名前を挙げるのは誰?

Posted May. 09, 2006 04:18,   

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運命の日が近付いている。06年W杯ドイツ大会に向けた最終エントリー23人が発表される11日。果たして誰が選ばれるだろうか。

「1%のため悩んでいる」と述べたディック・アドフォカート韓国サッカー代表チーム監督は、「びっくりショー」はないだろうと述べた。

しかし、変数はある。まさに1%だ。アドフォカート監督は2月、海外転地トレーニングを終えて、「いくら実力に長けていても、リーグで良いプレーができなければドイツ行きはない」と脅しをかけたが、結局「大きな舞台」でプレーする選手を選ぶ際は「名前」を考慮せざるを得ないだろう。ドイツ行きの飛行機に搭乗する最終23人を展望してみる。

1つのポジションに2人を選ぶとしたら、攻撃ラインは左から朴主永(パク・ジュヨン、FCソウル)と薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、ウルバーハンプトン)、曹宰榛(チョ・ジェジン、清水)、安貞桓(アン・ジョンファン、デュイスブルグ)、李天秀(イ・チョンス、蔚山現代)が確定的だ。

MFも中央攻撃型に朴智星(パク・ジソン、マンチェスターユナイテッド)と金斗鍱(キム・ドゥヒョン、城南一和)、守備型の左に金南一(キム・ナムイル、水原三星)と李乙容(イ・ウルヨン、トラブゾンシュポール)、右に李ホ(蔚山現代)も事実上、確定した。

守備ラインも李栄杓(イ・ヨンピョ、トテナム・ホットスパー )と金東進(キム・ドンジン、ソウル)—金泳徹(キム・ヨンチョル)と金相植(キム・サンシク、以上城南)—崔真迵(チェ・ジンチョル、全北現代)と金珍圭(キム・ジンギュ、磐田)、そして趙源煕(チョ・ウォンヒ、水原)の組み合わせだということに異見がない。

ファーベークコーチがドイツ・ブンデスリーガーで迷っていた車(チャ)ドゥリ(フランクフルト)に対して、「02年4強の経験と可能性を勘案して選ばれるかも知れない」と言ったことで変数ができた。車ドゥリが合流するかどうかで、脱落者がでる。

右側攻撃手の李天秀のバックアップメンバーとして抜擢されれば、鄭暻鎬(チョン・ギョンホ、光州)の脱落が有力で、負傷の後遺症でコンディションが良くない右側守備手の宋鐘国(ソン・ジョングク、水原)の代わりに選ばれれば、鄭暻鎬が右側攻撃手として合流できる。これまでの活躍から見れば、鄭暻鎬を選んで、車ドゥリを宋鐘国に代わって入れる可能性が有力だ。

李ホに代わる右の守備型MFでは 白智勲 (ペク・ジフン、ソウル)と金正又(キム・ジョンウ、名古屋グランパス)が競合している。放送解説家たちは「攻守を兼ね備えている白智勲が適任者だ」と評しており、大韓サッカー協会の一部技術委員は、「攻守が生半可な 白智勲よりは守備で確実な強みを持っている金正又が良い」と見ている。その間、アドフォカート号では両足を自由自在に使う白智勲がさらに好評を受けてきた。

李雲在(イ・ウンジェ、水原)を補佐する選手として金秉址(キム・ビョンジ、ソウル)を選ぶかも議論を生んでいる。実力から見れば、趙俊浩(チョ・ジュンホ、済州ユナイテッド)よりずっと上だ。このため、ほとんどの専門家は「古株にも関わらず、Kリーグで猛活躍中の金秉址が合流すれば、李雲在と善意の競争をして、肯定的な効果が得られる」と見ている。

しかし、一部では「金秉址は目立つスタイルなので、安定性を優先視するアドフォカート号に合流し難い。主将の李雲在の先輩の金秉址の合流で、代表チームの畏敬秩序に変化ができて、組織力を落としかねない」とし、懸念している。



yjongk@donga.com