Go to contents

公務員930人に分譲特恵

Posted May. 11, 2006 07:09,   

한국어

農協中央会が今年3月、首相秘書室、教育人的資源部など40省庁の中央政府公務員930人余りに独自予算を投入し、週末農場を無料で分譲したことが明らかになった。

10日、東亜(トンア)日報の取材結果、農協は「週末農場の無料分譲」行事の一環として、ソウル政府中央庁舍、政府果川(クァチョン)庁舍、政府大田(テジョン)庁舍内の政府機関と国会事務処などに依頼し、同機関が推薦した公職者930人余りに3〜5坪の週末農場を無料分譲した。

合わせて41機関の公職者が無料分譲を受けており、農協はこのために6572万ウォンを使った。3〜5坪の週末農場の価格はソウル近郊の場合、一口10万ウォン前後だ。

農協は「優秀顧客管理」の名目で、個人実績の高い全国16の市道の一般人優秀顧客5108人にも週末農場を無料分譲したが、公職者の場合、所属機関の推薦を受けて選定したという点で、特恵の是非が問われている。

農協は、無料分譲の対象を、△戦略店鋪及び主な顧客、△優秀顧客、△金融関係の役職員、△事務所長が必要と認めた顧客に限定しており、03年から毎年同じ方式で無料分譲を行ってきた。

政府中央庁舍の農協支店は3月10日、首相秘書室など庁舍内の政府省庁と傘下団体16ヶ所に公文書を送り、推薦を受けた278人について無料で分譲した。果川庁舍は402人、大田庁舍は137人が分譲を受けた。

機関別では、国会事務処が113人で最も多く、農林部=55人、行政自治部=40人、環境部=33人、中小企業庁=22人などだ。

ある幹部級公務員は、「優秀顧客管理のレベルで無料分譲するなら、個別に通知をし申請を受け付けるべきではないか」とし、「公務員だからといって無料分譲することは明らかな特恵」と指摘した。

これについて農協側は、「該当の支店が優秀顧客を選別し分譲する場合、他の顧客から反発を買う恐れがある」とし、「このために部署別に公文書を送り一括申請を受けた」と話した。



sys1201@donga.com