果してセネガルとの評価試合(23日午後8時、ソウルW杯競技場)で朴智星(パク・チソン、25、マンチェスターU)の姿を見れるだろうか。サッカー韓国代表「特急エンジン」に数えられる朴智星(パク・チソン)がセネガル戦に出場するかどうかにファンの関心が集まっている。
●体調は90%回復…無理な出場は避ける模様
朴智星は今月2日、プレミアリーグのミドルスブラ戦で右足首に負傷を負って以来、8日のチァルトンとのシーズン最終戦に欠場した。12日に帰国して14日に代表チームに合流した直後、代表チームの金ヒョンチョル主治医は朴智星に3日間のリハビリ判定を下した。その後、朴が初めてグラウンドに姿を現わしたのは17日。19日からはフィジカルトレーナー、ペルハイエン氏の専担指導を受けて体力トレーニングとシューテング練習までこなした。リハビリから体力トレーニングに移ったのだ。
朴智星は19日、体調を聞く質問に9の指を広げて返事した。「90%は回復した」と言う意味だ。
このため、早ければ23日に行われるセネガル戦には短い時間でも出場するのでは、との見方もある。しかし殆どの専門家たちは、朴智星のセネガル戦出場に否定的な見方を示している。
朴智星は、すでに検証が終わった選手だ。2002韓日W杯後、欧州リーグでも成功しているうえ、プレミアリーグでは予想よりもハイテンポで適応した。
朴智星が韓国チームの「攻撃の核」であることを否定する人はいない。そのため、無理をして「負傷危険」に露出させる必要はないということだ。アドフォカート監督も「セネガル戦はベストメンバーとテストメンバーを混合して試合を行うだろう」との考えを明らかにしている。
●セネガルはトーゴ戦に備えた「最適のパートナー」
セネガルはドイツW杯本大会の初戦相手であるトーゴを想定した「適合型パートナー」だ。
ドイツ大会の最終予選でトーゴに躓き、本大会進出には失敗したものの決して甘い相手ではない。2002韓日大会開幕戦でフランスを破って番狂わせを演じ、8強まで上がった。エル・ハッジ・ディウフ(ボルトン)とプレミアリーグで12ゴールを決めたアンリ・カマラ(ウィガン)は抜けたが、アブドライェ・ディアン・ファイェ(ボルトン)とフランス1部リーグ選手たちでメンバーを構成した。
●金斗鍱、中盤の指揮者任される可能性
アドフォカート監督はセネガル戦を通じて合宿練習を中間点検し、「ベスト11」のテストも行う予定だ。
まず朴智星の空席は金斗鍱(キム・ドゥヒョン、城南一和)の埋める可能が高い。城南の金ハクボム監督は、「金斗鍱はパスが上手で、ゲーム調整能力に優れている。。また豊富な運動量で相手MF陣の運動量を増やす、そこから同僚選手たちが攻撃できるスペースを作ってくれる」と評価した。
金斗鍱の後方には守備的MFに李乙容(イ・ウルヨン、トラブゾンスポル)と金南一(キム・ナムイル、水原三星)コンビが有力だ。攻撃手では安貞桓(アン・ジョンファン、デュイスブルク)が最前線に立ち、両サイドFWには薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、ウルバーハンプトン)と李天秀(イ・チョンス、蔚山現代)が先発出場する可能性が高い。
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