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チ容疑者名義の口座二つを新たに確認

Posted May. 25, 2006 03:58,   

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朴槿恵(パク・グンヘ)ハンナラ党代表を襲ったチ・チュンホ容疑者(50)は、生活資金などを用意するため、いわゆる「カード割引」をしてきたと、検・警合同捜査本部(合捜部、本部長=李スング・ソウル西部地検長)で供述した。また、チ容疑者名義の金融機関口座が追加で出てき、合捜部が資金源追跡に乗り出した。

チ容疑者は、24日に青松(チョンソン)保護監護所を出所した後、昨年11月からクレジットカードで毎月平均100万ウォンずつ700万ウォンあまりを使ったという疑惑に対し、「カード使用額が多く出たのは、実際に支払ったからでなく、現金を作るため『カード割引』を頻繁にしたからだ」と供述した。

合捜部は「押収捜索令状を発付してもらい、全国の全ての金融機関で、チ容疑者名義の口座があるかどうかを調査した結果、チ容疑者の口座二つが新たに確認された。チ容疑者名義の口座がもっと出るかどうかはまだ分からない」と発表した。

これまでに分かっていたチ容疑者の金融機関口座は、22日、検察がチ容疑者の居住地を押収捜索して確保した農協通帳一つだけだった。

合捜部の関係者は「新たに出てきたチ容疑者名義の口座を追跡し、入出金明細を確認すれば、チ容疑者が別のクレジットカードを使用してきたかどうかも明らかになるだろう」と述べた。これまで確認されたチ容疑者所有のクレジットカードは外換(ウェファン)カード一つだけだ。捜査結果、チ容疑者は政府支援金をもらうため、今年3月、農協通帳をつくり、通帳開設以後、政府支援金17万4910ウォンが3回入金されたものと確認された。

合捜部の関係者は「チ容疑者が更正保護院から出所する際に、就業斡旋後援金19万8600ウォンが入金されるなど、農協通帳には計8回にわたって100万ウォンをやや超えるお金が入金された」と言った。

合捜部は「チ容疑者が友人からもらって使っている途中で故障した中古携帯電話と、昨年10月に分割払いで購入したデジタル・マルチメディア放送(DMB)携帯電話の他にも、更正保護院で一緒に過ごした仲間たちから頼まれて、自身の名義で2台の携帯電話を開設した事実も確認した。

合捜部はまた、チ容疑者の携帯電話の通話記録を照会した結果、この3カ月以内に数回にわたって1時間以上通話した相手がチ容疑者と交際中の女性であることが分かり、必要があれば、この女性も参考人の資格で呼んで事情聴取する方針だ。



wing@donga.com peacechaos@donga.com