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ハンナラ党が少なくとも11地域で圧勝…首都圏を席巻

ハンナラ党が少なくとも11地域で圧勝…首都圏を席巻

Posted June. 01, 2006 03:00,   

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31日に実施された第4回全国同時地方選挙の結果は、野党ハンナラ党の圧勝、与党ヨルリン・ウリ党の惨敗となった。

ハンナラ党は同日午後10時現在、16地域の市長、道知事のうち、ソウル、仁川(インチョン)、京畿(キョンギ)の3首都圏をはじめ、慶尚道(キョンサンド)、忠清道(チュンチョン)などの11地域を席巻する圧勝を収めた。ハンナラ党は、基礎自治体首長選挙でも、230選挙区のうち134選挙区で優勢を見せているうえ、首都圏では66選挙区のうち60選挙区以上を勝利した。

いっぽう、政権与党のウリ党は、広域自治体首長選挙で、全羅北道(チョルラプクト)1地域のみ勝利するに止まった。首都圏では、基礎自治体首長選挙も全敗した。首都圏の自治体首長選挙で、ハンナラ党候補のほとんどが50〜60%台の得票率を記録したが、ウリ党候補たちは20%台の低調な得票率だった。

ウリ党は、光州(クァンジュ)と全羅南道(チョルラナムド)でも敗れた。首都圏をはじめ、全国的な民心離れ現象が著しい結果だという分析が出ている。

ウリ党の惨敗は、政権与党史上類例のないことであり、ウリ党は、選挙敗北の責任論で、深刻な内紛に入るものとみられる。また、民主党との統合や、高健(コ・ゴン)元首相との連帯などの政界再編推進論議が拡がり、政界の構図が変化する可能性も提起されている。

ウリ党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長は同日午後6時、放送会社の出口調査の結果を見守った後、記者に会い、「すべての責任を負う」と述べた。鄭議長と党指導部は1日午前、最高委員会議で、選挙の敗北の責任を負って総辞職の意思を明らかにするもようだ。

開票の結果、ハンナラ党は首都圏3地域と釜山(プサン)、大邱(テグ)、蔚山(ウルサン)、慶尚北道(キョンサンプクト)、慶尚南道(キョンサンナムド)の嶺南圏(慶尚南・北道)全域の広域自治体首長選挙で勝利した。民主党は、光州、全羅南道の2地域で勝利した。

大田(テジョン)市長選では、午後10時現在、ハンナラ党の朴城孝(パク・ソンヒョ)候補が、ウリ党の廉弘迵(ヨム・ホンチョル)候補を3.3ポイント差でリードし、済州島(チェジュド)知事選では、無所属の金兌煥(キム・テファン)候補とハンナラ党の玄明官(ヒョン・ミョングァン)候補が、薄氷の戦いを繰り広げた。

全国230の基礎自治体首長選挙では、ハンナラ党が133選挙区で当選確定か、1位を走っており、ウリ党は16、民主党18、国民中心党は6選挙区で1位となった。無所属は22選挙区で1位を占めた。



jnghn@donga.com