「テクノ・ゴリアテ」崔洪万(チェ・ホンマン、26)がリングの代わりにマウンドにあがる。
異種格闘技Kー1で活躍中の崔洪万が日本プロ野球の始球をする。それも、読売ジャイアンツの4番打者である李承鎏(イ・スンヨプ)が11日、千葉マリンスタジアムで元所属チームのロッテと対決する試合ですることになり、話題となっている。
そのためか、日本のスポーツ報知は1日付けでこの事実を伝え、「読売の李承鎏が強力な援軍を得る」と報道した。
先週末、ロッテとのホーム試合でロッテのファンたちからひどくやじられた李承鎏が、218センチ・158キロの巨体である崔洪万の応援で大きな力を得そうだと伝えた。特に今回の対決はロッテのホームなので、ロッテの熱烈なファンたちはチームを離れた李承鎏に対してさらに激しくやじるものとみられる。
しかし、同紙は「後輩の崔洪万が李承鎏にとって頼もしい存在になるだろう」と予想した。
李承鎏は「エージェントを通じて崔洪万とは以前から知り合いだった。その日、時間を作って彼に会いたい」と喜んだ。
崔洪万は現在、日本で放映されているロッテのアイスクリーム広告に出演した縁で、始球式に出るという。
彼は昨年の「子供の日」に、韓国プロ野球の現代(ヒョンデ)と起亜(キア)の試合で始球をしたことがある。当時、手が大きすぎてグローブをはめられず握っているしかなかった崔洪万は、ボールがワンバウンドで外れてしまってがっかりした。大リーグ現役の最長身投手であるワシントン・ジョン・ロチ(211センチ)よりも大きい崔洪万が、今回はどんな投球を見せるかも楽しみだ。
一方、崔洪万は3日、ソウル蚕室(チャムシル)学生体育館で行われるKー1アジア・グランプリで、世界最強のセーム・シュルトと対決する。
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