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中国で「グッドショット」…オーストラリアでは「病院」

中国で「グッドショット」…オーストラリアでは「病院」

Posted June. 03, 2006 03:12,   

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中国ではゴルフ、米国とカナダでは教育、タイでは記念品の購入、香港とイタリアでは衣類のショッピング…。ウォン高が進み海外旅行者が大きく増え、「早期留学」のブームが続くにつれ、海外での消費規模が大きくなりつつある。では、韓国人は海外で、お金をどのような用途でどれくらい使っているのだろうか。

東亜(トンア)日報は韓国のクレジットカード最大手・BCカードと共同で、今年1〜4月、海外で韓国人が使ったクレジットカードの現状を調べた。BCカードの会員は約1900万人で、韓国内の経済活動人口(約2600万人)の73%にのぼる。その結果、中国でゴルフをし、シンガポールとオーストラリアでは医療サービスを利用するなどの新しい海外での消費トレンドが確認された。

香港とイタリアで衣類を、日本で家電製品を、フランスで化粧品を購入するなど、これまで推測されていた消費パターンも、数値を通じて立証付けられた。韓国人がクレジットカードを最もたくさん使った国は断然米国。第2位の中国に比べて、使用件数と金額の面で3倍以上の格差があった。日本、タイ、 オーストラリアが3〜5位。クレジットカードを使った使途をベースにすれば、ホテルが382億ウォン(約45億円)で一番だった。続いて、レストラン、航空会社、デパート、免税店の順だ。

だが、ホテルだけで考えた場合、米国よりむしろ中国でクレジットカードをさらに多く使っているのが目につく。中国で総4万8000件・98億ウォンをホテルの宿泊料に使い、米国(1万9000件・70億ウォン)を大きく上回った。中国がビジネス対象の国に浮上した、という意味だ。現地で宿泊料を直接支払っていることから、パッケージツアーではなくビジネスの出張である可能性が高い。米国、カナダ、オーストラリアなど、英語圏の国家では、「大学の学費」と私設の語学スクールなど「教育サービス」に関連した支出が多かった。

香港とイタリアでは、服とファッション雑貨の購入に、クレジットカード使用金額の半分近くを使っている。日本と中国を含むアジア諸国では「酒場」の項目が必ずベスト10に入る。韓国人がアジア諸国の酒場でクレジットカードで支払った金額は総48億ウォンで、1回に約30万ウォンを使っていることが分かった。BCカード調査研究チーム のカン・ギソン次長は「海外でのクレジットカード消費のうち、教育関連の支出が昨年に比べて35%増えたのが特徴だ」とし「海外消費が教育、医療、観光などいくつかの分野に集中している」と指摘した。



sanhkim@donga.com smhong@donga.com