●…ワールドカップ開催国であるドイツ国民の半数以上が、優勝候補国としてブラジルを挙げた。DPA通信は3日、ドイツ国民を対象としたドイツ公営ARD放送による最近の世論調査の結果、回答者の54%がブラジルの優勝を予想していると報道した。
ブラジルに次ぐ優勝候補国は、ドイツ(10%)、イタリア・アルゼンチン(4%)の順で、ドイツ代表チームの成績予想としては、決勝進出(21%)、ベスト16(14%)との調査結果が出た。
●…3日のAP通信によると、負傷中のイングランドサッカー代表チームのストライカー、ウェイン・ルーニーがトレーニングを始め、ワールドカップ出場に意気込みを見せている。
4月末のリーグ戦で右足を負傷したルーニーは、精密検査結果、ワールドカップ予選への出場は困難であるとされた。イングランドは今月9日まで、ルーニーを代表チームにエントリーするか、他の選手と入れ替えるかを決めなければならない。
●…「ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)はでっち上げだ」との発言で物議を醸したアフマディネジャド・イラン大統領が、以前の政府発表を覆し、ドイツ訪問の可能性を示唆した。
4日のAP通信によると、アフマディネジャド大統領は、「イランがワールドカップでベスト16に進出するならば、ドイツに応援に行くよう努力する」と述べた。
アフマディネジャド大統領は2月、「ホロコーストはでっち上げだ」とする主旨の発言を行い、ドイツなどではイランのワールドカップ出場を阻止しようとの世論が巻き起こった。問題が起こるや、イラン政府は先月、「アフマディネジャド大統領は、ワールドカップ期間中にドイツを訪問しない」との見解を明らかにしていた。
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