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高建元首相「既存の政党に入党することはない」

高建元首相「既存の政党に入党することはない」

Posted June. 05, 2006 03:16,   

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高建(コ・ゴン)元首相は4日、「既存の政党には入党しない」と明らかにした。

高氏は同日、東亜(トンア)日報との単独インタビューで、「政党に入党する可能性はあるか」という質問に対し、「はっきりと言えることは、そのようなことはないということだ」として、このように述べた。高氏は、7月末〜8月初めに発足予定の「希望国民連帯」(仮称)の性格について、「現段階では、新党の結成ではなく、新党の母体でもない」と強調し、「非政治家が主軸になった国民運動性格の連帯の会だ」と述べた。

迎入・推戴によって特定政党に入党する代わりに、独自の政治勢力化を図るという態度だが、新党結成については、依然として悩んでいるという意味に解釈できる。

高氏は、与党ヨルリン・ウリ党、民主党、ハンナラ党などの各政党が、自分との連帯を模索していることについて、「互いに接点がないと思われる対立的政党構造で、私を媒介にして共有領域を見出せると考えていることは、幸いなことだ」とし、「中道統合の必要性について、さらに確信を持つようになった」と意味づけをした。

高氏は、大統領選出馬宣言の時期に関する質問については、「国家の未来と私の役割に関する悩みと構想が終われば、適切な時期に明らかにする」とし、「決断すれば、左顧右眄(さこうべん・周囲を気にして迷いためらうこと)することはない」と述べた。ひとまず、大統領選出馬を決心すれば、最後まで完走するという意思を明確にしたわけだ。

改憲論について高氏は、「政略的レベルで扱われてはならない」と前提し、「ただ、大統領(任期5年)と国会議員(任期4年)の選挙周期が違うことで生じる安定性などの問題を解消するための改憲論議は、この時点で行なう必要がある」とし、条件付きで賛成の立場を明らかにした。

高氏は内閣制については、「分断状況で、政権がしばしば変わる内閣制を採択することは疑問であり、長い間実施してきた大統領制に問題があるからといって、新しい政治実験をする必要があるのかも疑問だ」と反対した。

高氏は、政権与党が惨敗した5・31地方選挙の結果について、「参加型政府が独善に陥ったためだ」とし、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領側から発せられた『大統領は21世紀に、国民はまだ独裁時代の文化にはまっている』などの妄言が、まさに独善に陥ったことを証明する」と主張した。



jin0619@donga.com sys1201@donga.com