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盧大統領「抵抗のない改革はない」、与党警戒か

盧大統領「抵抗のない改革はない」、与党警戒か

Posted June. 14, 2006 03:45,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は来月1日から施行される上級公務員団制度について、13日、「これからは公職社会も民間部門と競争しなければならないし、成果を出さなければ民営化の脅威にさらされるだろう」と警告した。

盧大統領は同日、大統領府で閣議を主宰し、「これから成果を出さない1級(室長)と局長は容赦なく評価を受けることなるだろう」とし、このように述べたと、鄭泰浩(チョン・テホ)大統領府報道官が伝えた。

盧大統領は「この制度は、省庁間の交流を活性化させ、公務員も評価によって淘汰される道を開いたという意味がある」とし、「同種交配の人事を克服しなければ、公務員組職は停滞し、競争力を失う」と指摘した。

また「一部で『改革疲労症状』という言葉があるが、変化しない社会は停滞し取り残される。変化は改革を通じて行われるが、抵抗のない改革はない」とし、「不動産、教育改革に関連して、教祖的論理で政府の政策を揺さぶるのが一番危ない」と述べた。

盧大統領の発言を巡り、不動産など主要政策の基調を調整すべきだとする与党ヨルリン・ウリ党の動きを警戒するメッセージではないかという観測が出ている。

さらに盧大統領は「消費者が支配する政治と市場を作るのが、改革の真の方向だ」と言い、「消費者主権が実現するためには、マスコミによる公正な情報提供が最も重要だ」とも語った。



jyw11@donga.com