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韓国、トーゴに初勝利

Posted June. 14, 2006 09:51,   

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4年ごとに6月には神話が誕生する。競技場と街を染めつした赤い6月だ。

テ〜ハンミングク(大韓民国)は眠ることができなかった。喊声で爆発した。「韓国の勝利」という天の理を逆うため、トーゴの呪術師たちが唱えた呪文と符籍は要らなかった。韓国が2006ドイツW杯G組初初戦でアフリカの黒い伏兵トーゴに2−1に逆転勝ちした。

後半25分ゴールポストの前を押し込んだ「指輪の帝王」安貞桓(アン・ジョンファン)の足を離れたボールは、トーゴ守備の胸をかすめて屈折してはゴールに吸い込まれた。先制された韓国が2−1で逆転する瞬間だった。2002年6月の韓日W杯初戦でポーランドを撃破した後、4強まで進出した「6月の神話」が再び作られる瞬間だった。

韓国は前半31分、右側を突破したトーゴの「スピードマン」セナヤのパスを受けたモハマドカデルキューバ者のシュートで先制ゴールを許した。

全般的に比較的安定した試合運営を繰り広げた韓国は、後半に入ってより積極的な攻勢を広げた。結局9分、朴智星(パク・チソン)がゴール正面に向かって突進しながら相手DFアバロの反則を導き出した。FKを任された李天秀(イ・チョンス)のキックは鋭かった。DF陣の壁を超えてGKが手を打つひまもなく、左隅に吸い込まれる痛烈なシュートだった。勢いをあげた韓国は、朴智星と李天秀を中心に積極的なサイド攻撃を強め、追加ゴールを入れるのに成功した。

これで韓国は勝ち点3を確保し、フランス戦(19日)とスイス戦(24日)で1分けだけを追加しても16強進出を望められる有利な位置を占めた。



bluesky@donga.com swon@donga.com