W杯代表のユニホームを比較したとき、優勝国はどこだろうか?
国内のファッションデザイナーたちは、イングランド代表のユニホームをデザイン面で最も優れていると評価した。
三星(サムスン)ファッション研究所は14日、第一(チェイル)毛織のファッションデザイナーとファッション商品企画専門家220人を対象に「最もファッショナブルな代表ユニホーム」についてアンケートを実施した結果、イングランド代表が28%(61人)で最も高い支持を獲得したと発表した。アルゼンチンが21%(46人)で2位、ドイツが17%(37人)で3位だった。
イングランド代表のユニホームは英国旗の象徴色(白、赤、藍)を使ってダイナミックで紳士的なイメージをよく表現しているという評価だった。
アルゼンチン代表は薄いブルーに白と藍色を織り込んでユニークで粋なイメージを演出したところが、ドイツは単純で力強いデザインが高く評価された。
韓国代表は、赤色の鮮かさの度合い(彩度)が落ちるという指摘を受けて12位(1.8%、4人)に止まった。デザイナーたちは、よりユニークな赤色を開発することで洗練美を補うことを勧めた。
「最もセクシーなユニホーム」には、トリニダード・トバゴ(24%=53人)が上がった。ワイン・レッドと黒を使ったユニホームが選手たちの褐色の肌とうまく釣り合い、セクシーさが引き立つという。イングランド(2位)とオランダ(3位)がそれに続いた。
韓国代表メンバーで「ファッション感覚に優れている選手」には安貞桓(アン・ジョンファン、56%)と鉠宰榛(チョ・ジェジン、27%)が選ばれた。海外の選手ではイングランドのベッカム(86%)がトップだった。
三星ファッション研究所のチェ・ユンジョン研究員は、「2006年ドイツW杯の代表ユニホームはシンプルなデザインがトレンド」と述べつつ、「各国が伝統的な象徴色を活用しているのが目立つ」と話した。
kimhs@donga.com