サッカー韓国代表の新監督にファーベーク氏任命

ピム・ファーベーク（５０、オランダ）氏が、韓国サッカー代表チームの新しい司令塔に上がった。

李ヨンム大韓サッカー協会技術委員長は２６日、ソウル鍾路区新門路（チョンノグ・シンムンロ）サッカー会館で記者会見を開き、「契約が満了したディック・アドフォカート（５９）監督の後任に、現代表チームのファーベーク首席コーチを任命した」と発表した。

歴代フース・ヒディンク、アドフォカート監督と同じくオランダ出身である信任ファーベーク監督は、ヒディンク監督を助け、首席コーチとして韓国を０２韓日Ｗ杯でベスト４入りさせた。

オランダ・プロチーム２軍と日本プロサッカー京都パープルサンガなどで監督を勤めた彼は、アドフォカート前監督の要請を受け、昨年９月から、ふたたび韓国代表チームの首席コーチとして働いて来た。

李技術委員長はファーベーク監督の選任の理由に、「韓国サッカーと選手たちの長短所を最もよく分かっているだけでなく、選手たちの信任が厚い」という点を挙げた。

ファーベーク新任監督の契約期間は、０６年８月１日から０８年７月３１日まで２年で、契約条件は慣例上公開しなかった。前任のアドフォカート監督は、２７日に出国し、ロシア・プロサッカーのサンクトペテルブルク監督をする予定だ。

jeon@donga.com