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奨忠高、野球部創設以来初優勝 黄金獅子旗

奨忠高、野球部創設以来初優勝 黄金獅子旗

Posted July. 08, 2006 03:00,   

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奨忠(チャンチュン)高が念願の黄金獅子旗を手にした。

長年の待ちあげく初めて味わう優勝だけに、感激はひとしおだった。

奨忠高から高校野球のメッカ「東大門(トンデムン)球場」までは車で10分もかからない。しかし黄金色の燦爛たる優勝旗をはためくまで実に43年の歳月がかかった。

1933年開校の奨忠高は、1963年に野球部を創立したが成績はいつも低迷していた。ソウル予選で脱落するのが常だったし、なんとか全国大会本選舞台に立つことがあっても、コールドゲームで序盤に荷作りをしなければならなかった。表彰式の後に校歌を歌う奨忠高在校生と同窓たちの目もとは熱くなっていた。

7日、ソウル東大門球場で行われた最古の歴史と伝統を誇る第60回黄金獅子旗全国高校野球大会(東亜日報社大韓野球協会共同主催)決勝。

奨忠高は維新(ユシン)高を迎えて熾烈な投手戦を繰り広げた挙句2−1で下し、初めて頂上に立った。大統領杯に続いて今シーズン2冠。今大会で2勝を上げた奨忠高の左腕チョン・ジンホは最優秀選手に選ばれた。6回無死2塁で救援登板した李ヨンチァンは3安打、2四球、4奪三振、無失点で勝利投手になった。

奨忠高の「投手トリオ(チョン・ジンホ−李ヨンチァン−李スンウ)」は今大会5試合で合わせて2失点だけを許す威力的な好投で優勝に導いた。特に大会期間選手たちが食中毒に悩まされ、主力選手たちの負傷を乗り越えて勝ち取った貴重な優勝だった。

維新高は、李ソンヨル監督の選手起用と堅固な守備組織力で初優勝を目指したが1988年準優勝後もう一度優勝入り口で座りこんだ。2回に先制点を奪ったが、6回に同点を許した奨忠高は9回裏1四1、2塁から5番打者、金ワンテがさよなら適時打を放ち、拮抗した大接戦に終止符を打った。



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