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チーム再建進むマンU 朴智星、し烈な主力争いに直面

チーム再建進むマンU 朴智星、し烈な主力争いに直面

Posted July. 19, 2006 03:01,   

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「パワー・エンジン」朴智星(パク・チソン、25、マンチェスターU)が23日、英国に発つ。朴智星のマネージメント社のFSコーポレーション関係者は、「マンチェスター球団が17日夜、朴智星に連絡してきた。18日の出国日程を遅らせて、23日チームに合流するようにという内容だった」とし、出国を予定より5日後に延期したことを明らかにした。

これは現在、南アフリカ共和国でフリーシーズン日程を進めているアレックス・ファーガソン監督の指示によるものだという。当初、ファーガソン監督は3グループに分けて選手招集を計画した。ドイツW杯に出場していない選手、W杯でグループ別リーグまで出場した選手、決戦トーナメントまで出場した選手に分けるなど、選手別に代表チームの日程を考慮して休みの時間を与えた。

ライアン・ギグス(33、ウェールズ)やポール・スコールズ(32、イングランド)ら、W杯に出場できなかった選手は早くから練習を始め、現在、南ア共で海外キャンプと親善試合を行っている。グループ別リーグで脱落した韓国の朴智星は、セルビア・モンテネグロのネマニャ・ビディッチと一緒に2次合流メンバーだった。ベスト16以上の成績を出したオランダのルート・ファン・ニステルローイ、ポルトガルのクリスチャーノ・ロナウド、フランスのミカエル・シルヴェストルらとイングランドの選手は最後の合流対象。

しかし、ファーガソン監督は2次合流メンバーの招集を1日後に控えて、3次訓練メンバーと一緒に合流するように指示した。

現在、マンチェスターはチーム再建作業の真っ最中だ。朴智星と仲良しだったファン・ニステルローイはレアル・マドリード(スペイン)への移籍を固めた状態。しかし、帰ってきた古株らのおかげで、チームの雰囲気は徐々に生き返っている。

英スポーツ専門チャンネルの「スカイスポーツ」は、南ア共ツアー中のマンチェスターがオレ・グンナー・スールシャール(33、ノルウェー)、スコールズ、ガブリエル・イバン・エインセ(28、アルゼンチン)のカムバックで元気付けられていると伝えた。

チームの精神的なリーダーであるギグスは、英紙「ザ・サン」とのインタビューで、「スールシャール、エインセ、スコールズの復帰は、主要選手3人を迎え入れたような効果がある」と述べた。特に負傷で3年間「休業した」スールシャールは16日、南ア共ツアー1次戦・オーランド・パイレーツとの試合で2ゴールを決めて、華やかなカムバックを予告した。

スールシャールは1996年から333試合に出場して115ゴールを成功させたベテラン。昨シーズン途中、視力障害でグラウンドを離れたスコールズもまもなく復帰すると見られる。スコールズはマンチェスターで490試合に出場して130ゴールを決めた。ドイツW杯にアルゼンチン代表で出場したエインセもチームに戻って、守備ラインに力を加える。

また、マンチェスターはジェンナーロ・ガットゥーゾ、アンドレア・ピルロら守備型MFとファン・ニステルローイの代わりに、ルカ・トニらイタリア選手の獲得を進めている。このようなチーム再建作業によって、朴智星はむしろ主力確保が不透明な入団当時の状況に戻るものと見られる。ギグスがMFかウィングFWで起用される可能性が高くなり、スコールズまで復帰して朴智星の主力争いはさらにし烈になりそうだ。



jaeyuna@donga.com