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ピム新代表新監督「若手選手を果敢に起用」

ピム新代表新監督「若手選手を果敢に起用」

Posted July. 27, 2006 03:02,   

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「韓国サッカーの未来についてずいぶん悩みました」

06ドイツW杯を終えた後、オランダで休暇を過ごして26日帰国したピム・ファーベーク(50)韓国サッカー代表チーム監督の表情は明るかった。ブルーの半袖シャツに黒のズボンをはいて仁川(インチョン)国際空港の入国ゲートを出てきたファーベーク監督は、「暴雨で大きな被害を被った被災者に慰めの言葉を伝えたい」と口を開いた。ファーベーク監督は、「休みの期間中、ドイツW杯と評価戦の試合を再び見ながら、韓国サッカーをどのようにリードしていけばいいか、たくさんのことを考えた。度胸があって能力のある有望株を掘り出す一方で、アジアンカップの予選を通過するのが当面の課題だ」と話した。

ファーベーク監督は、「08年北京五輪の準備をするため、1985年以後に生まれた選手に対する注意深い観察が必要だ。可能性と才能を見出せる選手がいれば、早い時期に代表チームに呼び込む」と話した。

ファーベーク監督は、「世代交代」という言葉は使わなかったものの、果敢に代表チームのカラーを変えるという意志を見せた。「当面の目標である07アジアンカップの本選出場のため、古株らを重用する。しかし、古株が代表チームに合流するためには、若手選手より優れているということを見せてもらわなければならない」という前提を付け加えた。この9ヵ月間、Kリーグの試合を観戦しながら、国内選手に対する把握も終えたファーベーク監督は、「年齢と関係なく、可能性のある選手は果敢に代表チームに抜擢する」と話した。また、「アジアンカップのエントリーにこだわらず、有望株をたくさん選んで可能性をテストする。リーグの日程から欧州派と日本派は今回選び難いだろう」と話した。

ファーベーク監督は、「私はオランダ出身だ。オランダサッカーは強いプレスを通じて試合を支配していくスタイルだ。これに似合う選手を探し出す」と述べ、自分が追求するサッカーがオランダ式のトータルサッカーであることを暗示した。

ファーベーク監督はコーチングスタッフと相談してまもなくエントリーを発表した後、来月6日、京畿坡州市(キョンギ・パジュシ)の国家代表チームトレーニングセンター(NFC)での監督就任後、初の代表チーム練習を指導するようになる。



yjongk@donga.com