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歴代国防長官ら、戦時作戦権問題で都会で抗議集会

歴代国防長官ら、戦時作戦権問題で都会で抗議集会

Posted August. 12, 2006 10:22,   

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歴代国防長官と予備役大将らが11日、戦時作戦統制権を在韓米軍司令官から数年以内に取り戻そうという韓国政府の方針に対して、ソウル市内で集会を行い、作戦統制権の移管に反対するとの立場を表明した。

元大将らの集いである星友会と国民行動本部など予備役団体のメンバーら約5000人は同午後3時、ソウル駅の広場で戦時作戦統制権の移管と韓米連合司令部の解体などに反対する集会を開催した。この集会には、金相台(キム・サンテ)星友会会長と李相薫(イ・サンフン)、金聖恩(キム・ソンウン)など歴代国防長官8人とおよそ60人の予備役大将が軍服姿で出席し、目を引いた。

彼らは、「北朝鮮がミサイルを打ち上げた状況で、韓米間の同盟関係を強化しなければならない時点において、作戦統制権の移管と韓米連合軍司令部の解体について協議するのを中断しなければならない」とし「作戦統制権の移管は国家の安全と危機にかかわる重大な懸案であることから、必ず国民投票などの手続きを踏み、国民の意見を聴取しなければならない」と強調した。

徐貞甲(ソ・ジョンガプ)国民行動本部本部長は、「一方的に作戦統制権移管の強行に踏み切るならば、大統領の弾劾や下野運動に乗り出す考え」としたうえで、国民の抵抗闘争も辞さないと声を高めた。また、李相薫元国防長官は、「韓国と米国が作戦統制権を共有しているにもかかわらず、参加政府(現政府)はあたかも米国が独占しているかのように国民を欺き、反米感情をそそのかしている」と主張した。

金聖恩元国防長官も「韓米連合軍司令部の解体は韓米同盟の崩壊につながり、それは経済破たんにつながる」とし、政府の意図を非難した。それらは同午後5時半ごろ、決議文を朗読した後、ソウル市庁前のソウル広場まで街頭行進を行った。



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