米国が、北朝鮮の大陸間弾道ミサイルとほぼ同一のミサイルを想定したミサイル防衛システム(MD)実験を31日(現地時間)に実施する。
MD責任者のオバーリン空軍少将は26日、ロサンゼルス・タイムスとのインタビューで、「今回使用されるターゲットミサイルは、北朝鮮が発射できると考えられる弾頭と大きさや速度が似ている」と述べた。
31日、実験はアラスカのコディアック島で、北朝鮮製に似たミサイルを発射した後、カリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地から迎撃ミサイルを発射する方式で行われると、同紙は伝えた。ただ米空軍は、今回の実験ではターゲットミサイルを空中で実際に撃墜させず、ターゲットミサイルの探知能力を確認することにとどめると、MDシステムを作ったボーイング社側は説明した。
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