生活水準の高い地域が、薬の消費額が多かった。
全国で薬の消費が最も多い地域は大邱市中区(テグシ・チュング)で、年間1人あたり平均薬剤費が94万7400ウォンだった。これは、大邱市中区は人口が8万人に過ぎないが、薬局は何と123カ所で、人口対比薬局数が多いためと分析される。
ソウルでは、鐘路区(チョンノグ、66万3100ウォン)が1位、中区(チュング、44万200ウォン)が2位だった。続いて、江南区(カンナムグ、27万2400ウォン)、永登浦区(ヨンドュンポグ、25万4200ウォン)、東大門区(トンデムング、23万2200ウォン)などの順だった。鐘路、中、永登浦は大型薬局および商業密集地域であることから、薬の消費が多いことと推定される。
瑞草区(ソチョグ、18万2800ウォン)と松坡区(ソンパグ、18万3400ウォン)は、ソウル1人あたり薬剤費17万1200ウォンを超え、生活水準の高い地域で薬が多く消費される現象をみせた。
江西区(カンソグ)、衿川区(クムチョング)、中浪区(チュンナング)、冠岳区(クァンアクグ)は10万ウォン台、広津区(クァンジング)、麻浦区(マポグ)、恩平区(ウンピョング)、陽川区(ヤンチョング)、江北区(カンブクグ)は12万ウォン台で、ソウルの平均に多いに及ばなかった。蘆原区(ノウォング)、城北区(ソンブクグ)、九老区(クログ)は15万ウォン台、江東区(カンドング)、城東区(ソンドング)、銅雀区(トンジャクグ)は16万ウォン台だった。
16市道別で1人あたり平均薬剤費をみてみれば、ソウルが最多だった。続いて、釜山(プサン、16万7200ウォン)、光州(クァンジュ、16万3500ウォン)、大邱(16万2900ウォン)など大都市が上位を占めた。
道単位では、全羅北道(チョンラブクド、16万900ウォン)が5位を占め、最も多かった。全羅北道に続いて、大田(テジョン、15万7600ウォン)市、濟州道(チェジュド、15万2900ウォン)、江原道(カンウォンド、14万1200ウォン)、全羅南道(13万4200ウォン)、忠清南道(チュンチョンナムド、13万3400ウォン)、忠清北道(チュンチョンブクド、12万7800ウォン)、慶尚北道(キョンサンブクド、12万7200ウォン)、京畿道(キョンギド、12万6700ウォン)、仁川市(インチョンシ、12万5900ウォン)、慶尚南道(キョンサンナムド、12万ウォン)、蔚山市(ウルサンシ、11万9700ウォン)などの順だった。
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