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盧大統領「高い授業料を払うと思って、国民は耐えてほしい」

盧大統領「高い授業料を払うと思って、国民は耐えてほしい」

Posted September. 01, 2006 07:01,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は31日、KBS特別会見で、「海の物語(パダイヤギ)」問題と関連して初めて国民に謝罪し、「高い授業料を払うと思って耐えてくれれば、二度とこのような事が発生しないよう、しっかりと対策を立てる」と述べた。

同日夜10時から1時間に渡って放送された会見で、盧大統領は、戦時作戦統制権返還、韓米自由貿易協定(FTA)などの懸案に対する考えを明らかにした。以下は、盧大統領の言及の分野別要旨。

▲戦時作戦権返還問題〓最も核心的な問題は、野党ハンナラ党が反対していることだ。ハンナラ党は、反対のための反対をしてはならない。(戦時作戦権返還は)ハンナラ党政府だった盧泰愚(ノ・テウ)政府が立てた計画だ。金泳三(キム・ヨンサム)大統領時代には、「2000年頃までに戦時作戦権は返還されるだろう」と明白に計画を立てた。このように言っておいて、今になってなぜ反対するのか。

(戦時作戦権が返還されても)韓米同盟には何の問題もない。国防費621兆ウォンを言う人がいるが、それには根拠がない。戦時作戦権の返還がなくても、かかることになっている費用だ。

韓国軍は、ベトナムに1960年代に派兵した。その時、米国は米軍の作戦統制を受けるように言ったが、韓国は反対し、地域を分けて独自の作戦統制権下で作戦をした。

▲8・31不動産総合対策〓この政策は必ず成功する。今でも投機をしようとする人々が不動産を狙っているなら、早くあきらめるように言いたい。不動産投機は必ず失敗する。

▲韓米首脳会談〓(韓米関係に)問題が多いと言われているが、私がブッシュ米大統領に会ってみれば、会う度に何の問題も発生しない。北朝鮮核問題は簡単に解決できる問題ではないが、意見の相違は常に調整しながら解決するものだ。

▲任期末の国政運営〓(この3年半の政権運営には)後悔はない。大統領は後悔してはいけないという。大変だった。今も大変だ。なぜ大変なのか振り返えってみれば、仕事を多くしたからのようだ。私が新たにしたことは(韓米)FTAだ。

▲韓米FTA〓大統領の善意を疑わないでほしい。政治的目的でしているように誤解する人々に対し、寂しく思う。

競争せずには一流になることはできない。米国は世界第一の市場だ。そこで韓国は勝負をしなければならない。万一、日本が先に米国とFTA交渉すると言えば、韓国では大騒ぎになるだろう。「盧武鉉は何をしているのか」と。中国が米国とFTAを先に交渉すると考えてみよう。盧武鉉が何をしているのかと、恐らく多くの非難を浴びることだろう。



jyw11@donga.com