Go to contents

発電労組、4日0時からゼネストに突入…産資部は強硬対応の方針

発電労組、4日0時からゼネストに突入…産資部は強硬対応の方針

Posted September. 04, 2006 06:51,   

한국어

韓国電力傘下の発電5社の労組が4日0時からゼネスト突入を宣言した。発電会社の労使は3日午後遅くまで大詰めの交渉を行ったものの、主要争点に対して、労使双方の意見の食い違いを縮めることができなかった。

中部、南東、東西、南部、西部発電の発電5社は、国内電力生産の58%を占めているため、ストが長引いた場合、電力需給に相当な差し支えが生じるものと予想される。発電5社の統合労組である韓国発電産業労組は3日午後、ソウル鍾路区(チョンログ)の大学路(テハクロ)で「発電スト勝利公共連盟決議大会」を開いて、4日0時からストに突入すると宣言した。発電労組は、「中央労働委員会が職権仲裁に回付しても、ストは続ける」という立場を示している。

発電労組のスト宣言に対して産業資源部(産資部)は同日、発電5社の社長らが出席した中で非常対策会議を開き、対策作りに乗り出した。同会議で李源杰(イ・ウォンゴル)産資部次官は、「統合発電公社の設立など、労組の要求は労使交渉の対象でないため、譲歩できない」と述べた。

産資部はストが始まると、各発電会社の発電所に幹部社員や退職者ら3500人余りの代替労力を投入して、電力生産を続けることにした。

また、中央労働委員会の職権仲裁の後も労組のストが続けられれば、それを「不法スト」と見なして労組執行部を検挙し、単純参加の組合員に対しても「無労働無賃金の原則」を適用するなど、法と原則にのっとって強力に対応する方針だ。



sublime@donga.com abc@donga.com