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ライス米国務長官「韓米同盟の役割の再調整が必要」

ライス米国務長官「韓米同盟の役割の再調整が必要」

Posted September. 15, 2006 03:01,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は14日午前11時(韓国時間15日0時)ブッシュ米大統領と首脳会談を開き、国連の対北朝鮮決議文を順守する米国と国際社会の努力を尊重し、一方で北朝鮮核問題の平和的解決のための6者協議の再開努力も同時に推進するという「2方向アプローチ(two pronged approach)」の原則で合意した。

両国首脳は同日、ワシントンのホワイトハウスで会い、北朝鮮を6者協議に復帰させるために、両国が取る追加の「共同措置」について話し合った。具体的な案は、今後の両国実務者級会議を通じて決定されるもようだ。

また両国は、韓半島と北東アジア内の安保状況において韓米同盟の再調整が成功的に推進されてきたと評価し、韓米同盟の未来志向的な発展のために、「同盟の現代化」が必要だということで原則的に意見が一致した。

「同盟の現代化」とは、冷戦時代の軍事同盟を超え、北東アジア地域の平和定着を目的に、韓国と米国間の役割を再調整するという意味に解釈される。

政府の一部と学界では、「同盟の現代化」が、戦時作戦統制権の返還問題および在韓米軍の戦略的柔軟性までに影響を及ぼし、伝統的な韓米同盟を変化させるという分析も出ている。

首脳会談に先立ち盧大統領は13日午前、ライス米国務長官に会って、「私とブッシュ大統領の在任期間中、韓米同盟の再調整作業が合理的な方向で順調に進んでいる」と述べた。

これに対しライス長官は、「最近数年間の韓米同盟の再調整作業が合理的な方向で順調に進んでいる。韓米同盟は大変堅固な状態(good shape)にある」と評価した。

政府のある関係者は、「国連安保理の決議を履行することとは別途に、6者協議の再開に向けて、北朝鮮を対話のテーブルにつかせるいくつかの対策が話し合われた」と述べた。



jyw11@donga.com