先月、膓出血のため手術を受け、負傷者リストに上がっている朴賛浩(パク・チャンホ、33、サンディエゴ)だが、チームがプレーオフに進出した場合、中継ぎではあるが初めてポストシーズンのマウンドに立つことになる。
ブルース・ボウチー・サンディエゴ監督は20日、地域新聞「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」とのインタビューで、チームがプレーオフに進出した場合、朴賛浩を中継ぎとして投入する考えを示した。
ボウチー監督は、「朴賛浩は手術後、体力に多少問題があるので先発として出るのは難しいが、救援で登板することは十分できる。前回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、韓国チームの救援投手として大活躍したのが印象的だ。パワーピッチャーである朴賛浩が短いイニングで、自分の全力をつかえるようにする」と語った。朴賛浩はWBCで救援で出て3セーブをあげた。
ボウチー監督の計画通りなら、1994年の大リーグ・デビュー以後、1回もプレーオフの舞台に立ったことのない朴賛浩としては、本業である先発の代わりに救援に補職を変更したまま、夢に描いた秋宴を迎えるわけだ。朴賛浩はLAドジャース所属だった1996年とサンディエゴ所属だった昨年、チームがプレーオフに進出したが、1996年には登板機会さえなく、昨年はエントリーで脱落した。
朴賛浩は先週、自分のホームページに、「シーズンが終わる前に復帰できれば、先発が無理でも、救援では登板が可能ではないか期待しながら準備しています」と書いた。
サンディエゴは20日現在、79勝71敗で、ナショナルリーグ西部地区の先頭を走っている。
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