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新労働運動組織の新労連「資本は敵ではなくパートナー」

新労働運動組織の新労連「資本は敵ではなくパートナー」

Posted September. 25, 2006 07:04,   

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新しい労動運動のために発足した「ニューライト新労働連合(新労連)」は、△労使間の価値観の改革、△労使和合、社会統合、△職場愛、△新しい雇用創出、△世界一流企業、世界一流製品作りの5大実践運動を展開する計画だ。

創立大会には、野党ハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソプ)代表、李在五(イ・ジェオ)最高委員、李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長、国民中心党の辛国煥(シン・グクファン)共同代表ら政界関係者をはじめ、ニューライト全国連合の金ジンホン常任議長、韓国労働組合総連盟のペク・ホンギ事務総長、「市民と共にする弁護士の集い」の李ソクヨン共同代表ら、労働・社会団体関係者らが参加した。

全国民主労働組合総連盟の初代事務総長を務めたクォン・ヨンモク新労連常任代表は、「いい働き口をたくさん作って、労働者が安心して働ける環境を作るのが新労連の目標だ」とし、「企業がお金をたくさんもうければ、経済が成長して働き口も増えるわけだから、資本を敵とみなさず、パートナーとして認識すべき」と述べた。

続いて同氏は、「社会主義が崩壊して市場は非常に拡大し、世界各国がし烈な競争を繰り広げている。(労働運動が)このまま行けば、皆、崖っぷちに立たされてしまうだろう」と述べた。

金常任議長は激励のあいさつで、「これまで労働運動というと、激しく立ち向かって戦う闘争のイメージが強かったが、労働運動を変えて、労働者と経営者が共に力を合わせる時だ」と述べた。

同日の創立大会では李前市長が祝辞を述べ、衆目を集めた。クォン常任代表は1988年、現代(ヒョンデ)エンジン工業労組委員長在任中に解雇されたが、李前市長は当時、代表だった。

李前市長は、「真の労働者の権益とはまさに働き口の創出にあるというクォン常任代表の言葉に、大韓民国の希望を見る思いがする」とし、「本日は大韓民国の労働史に新紀元を画した日だ」と、新労連の発足を評価した。

新労連は、ソウル、釜山(プサン)、大邱(テグ)など全国23の市郡に地域組織を持っており、李ウォンゴン元現代重工業労組委員長、ヤン・ジェホン元韓国電力本社労組委員長、チュ・ドンシク元韓国核燃料労組委員長ら、約1500人の労働者が会員として加入している。



dnsp@donga.com