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2018年には「高齢社会」に進入…統計庁が「06年高齢者統計」を発表

2018年には「高齢社会」に進入…統計庁が「06年高齢者統計」を発表

Posted October. 02, 2006 07:02,   

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全体人口のうち65歳以上の老人の割合が9.5%に達していることが分かった。

このままいけば、韓国は2018年、老人人口(65歳以上)の割合が14%を超え、現在の「高齢化社会」から「高齢社会」に進入すると見られる。

国連は65歳以上の人口の割合が7%以上14%未満なら高齢化社会、14%以上20%未満なら高齢社会、20%以上なら超高齢社会と分類してる。

統計庁は1日、このような内容を盛り込んだ「2006年高齢者統計」を発表した。

●10年前より3.4%増

今年7月現在、全体人口4849万7000人あまりのうち、65歳以上の老人は459万7000人あまりで9.5%を占めている。

男性全体のうち65歳以上は7.6%だったが、女性のうち65歳以上は11.4%で、女性の老人人口の割合が高かった。100歳以上の老人も女性は857人だったのに対して、男性は104人に止まった。

老人は、年々都市よりは農村に多く住むことが調査の結果分かった。昨年末、農村地域の65歳以上の人口の割合は18.6%だったが、都市の老人人口の割合は、この半分にも満たない7.2%だった。

基礎行政区域である市郡区(日本の市町村に当たる)ごとに見ると、全羅北道任實郡(ジョンラブクド・イムシルグン)の老人人口の割合が33.8%で最も高く、工業都市の蔚山東區(ウルサン・ドング)が3.6%で最も低かった。

●「一番大きな悩みは経済問題」44.6%

昨年末現在、65歳以上の老人夫婦世帯は、月平均116万ウォンの所得で、生計を立てていることが明らかになった。これは非老人世帯の月平均所得(300万ウォン)の38.5%に止まる金額だ。

統計庁のアンケート調査結果、老人が感じる最も大きな悩みは「経済的な問題」(44.6%)で、最近まで揺るがぬ1位を占めていた「健康問題」(30.1%)を追い抜いた。

老人夫婦は月平均102万ウォンを使うが、このうち、食料品費の支出が30.7%で最も多かった。その次は住居光熱費(12.8%)、医療費(12.6%)の順だった。



ddr@donga.com