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北朝鮮と中国が通関を簡素化…「緑通路」を再開設

北朝鮮と中国が通関を簡素化…「緑通路」を再開設

Posted October. 03, 2006 06:58,   

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北朝鮮と中国が、国境地域の貨物通関の滞積現象を解消するために、貨物の通関手続きを大幅に簡素化した「緑通路」を新たに開設した。

中国官営の新華通信は1日付で、中国吉林省三合鎮と北朝鮮の咸境北道会寧市(ハムギョンプクト・フェリョンシ)を結ぶ緑通路を開設し、中国東北地域の工業基地の発展に向けた足場をつくったと報じた。

今回の緑通路の開設は、今年3月に開設された咸鏡北道羅先(ナソン)市と吉林省延辺自治州琿春市間の「緑港通路」に続いて2番目で、これによって両国の貿易が大きく増加する見通しだ。通路は主に、中国の工業製品と北朝鮮の地下資源の貿易通路として活用されるものとみられる。

両国の国境管理当局は、会寧地域の鉄鉱石の中国搬入が増えて通関速度が遅くなり、輸送量自体が制限を受けたことを受け、6度の会談を行い、税関の勤務時間を当初の8時間から12時間に増やすことを決めた。



orionha@donga.com