Go to contents

SCM「核傘の具体的保障」声明採択

Posted October. 21, 2006 07:17,   

한국어

尹光雄(ユン・グァンウン)国防部長官とドナルド・ラムズフェルド米国防相は21日午前2時(韓国時間)、ワシントンの米国防省で第38次韓米年例安保協議会(SCM)を開き、韓国に対する米国の核傘(Nuclear Umbrella)提供を具体的に保障する内容を記した共同声明を採択した。

同日午前1時現在で明らかになったことによれば、共同声明には「韓半島に対する外部勢力の核脅威が顕在化する場合、米国の核傘の対応態勢で積極的に阻止する」という内容が盛り込まれたことが確認された。

また、共同声明には9日に強行された北朝鮮の核実験を糾弾し、追加核実験を含めた核兵器プログラムの廃棄を促す文章も盛り込まれた。

韓米両国は1978年の第11次SCMから毎年行われている共同声明を通じ、「米国は核傘を持続的に提供する」という「選言的な公約」をしてきた。昨年、ソウルで開かれた第37次SCMの共同声明でも「ラムズフェルド米国防相は、韓国に対する米国の持続的な核傘提供の約束を再確認した」と明示された。

しかし、北朝鮮が核実験を強行しただけに、より具体的で強力な核傘の公約が必要だということで韓米両国の意見が一致した。

これに向けて、共同声明に米国の核傘が働くことができる核危機の状況を具体的に明示することで、北朝鮮が核脅威を実行に移す場合、米国の莫大な核戦力が直ちに反撃に出るということを警告した。



ysh1005@donga.com