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女子棒高跳びのチェ・ユンヒ、連盟会長から特別な贈り物

女子棒高跳びのチェ・ユンヒ、連盟会長から特別な贈り物

Posted November. 17, 2006 06:55,   

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「褒め言葉は鯨も躍らせる」と言われる。辛弼烈(シン・ピルリョル)大韓陸上競技連盟会長が女子棒高跳びで世界舞台を目指して羽ばたこうとしているチェ・ユンヒ(20・円光大)に特別な贈り物をした。もっとがんばってほしいという気持ちを込めて、1本100万ウォン相当のポール3本をプレゼントしたのだ。

世界陸上の最高人気種目である女子棒高飛びはしかし、国内では不人気種目だ。オリンピックとアジア大会では正式種目だが、全国体育祭典では公開競技として粗末な扱いを受けている。

こんなもの悲しい風土の中でも、チェは2000年から先月の全国体育祭典まで、実に15回も韓国記録を塗り替えた。世界記録(501cm)保持者であるロシアの「美女鳥」エレーナ・イシンバエワになぞらえて、「韓国版美女鳥」と呼ばれている。

辛弼烈会長は、昨年4月に光州で開かれた種別選手権大会の時、チェが2度も韓国記録を更新すると、「一つは褒賞金(500万ウォン)、一つは大きな贈り物をする」と約束した。先月の全国体育祭典でチェが再び410cmの韓国記録を打ち立て、ポール3本をプレゼントすることになったわけだ。

棒高跳びで、ポールは競技力を決める最も重要な要素。飛び越える高さによって長さが異なり、弾性や強度も違ってくる。4m半を飛び超えるためには、それに合ったポールが必要だ。

チェ・ユンヒは、新しいポールをもらった話に喜びを隠さなかった。李ウォン監督(65)は、「新しい棒にふさわしいスピードとパワーをつけたら、来月のアジア大会でメダル獲得も可能だ」と、表情は晴れ晴れとしている。

陸上連盟は、チェ・ユンヒを中学の時から指導している李監督にも「アジア大会観戦」というプレゼントを贈った。李監督は公式の代表監督でないためADカードはないが、現場でチェ・ユンヒにアドバイスできるようになった。



yjongk@donga.com