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裁判所、「柳会源令状」の準抗告を棄却

Posted November. 23, 2006 07:29,   

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柳会源(ユ・フェウォン)ローンスター・アドバイザー・コリア代表の外換(ウェファン)カード株価操作の容疑に対する3度目の拘束令状の棄却を不服として検察が請求した準抗告が、棄却された。

ソウル中央地裁刑事抗訴1部(部長判事=李康源)は22日、「拘束令状の請求を棄却したのは、『判事の命令』に該当する」とし、「これは、刑事訴訟法上、抗告または準抗告の対象である『裁判所の決定』ではないため、準抗告の方法で不服とすることはできない」と明らかにした。

裁判所は、「判事の命令に不服手続きを置かないのは、立法不備と見ることもできる」としながらも、「しかし令状棄却に対しては、再度令状を請求することで、元の判断の違法を正すことができる道が開かれており、不服手続きのないことが不当ではない」と説明した。

準抗告を請求した最高検察庁中央捜査部(部長=朴英洙)は、「棄却事由を十分に分析し、資料を補完した後、24日、最高裁判所に再抗告する」と明らかにした。

しかし最高裁判所は、1997年9月に、「拘束令状問題は、準抗告または再抗告の対象ではない」という判例を出しており、検察が再抗告する場合、既存の判例が覆されるかどうかが注目される。

検察は、最高裁判所で再抗告が棄却されれば、憲法裁判所に憲法訴願を請求する案を検討することを決めた。

いっぽう検察は、2003年のローンスターによる外換銀行の引受当時、外換銀行の理事会議長を務めた丁文秀(チョン・ムンス)元大統領経済補佐官を22日、参考人の資格で召喚し、取り調べを行なった。

また検察は、辺陽浩(ビョン・ヤンホ)元財政経済部金融政策局長に新たな容疑を追加し、今週中に事前拘束令状を請求する方針だ。



jefflee@donga.com wiseweb@donga.com