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米主要大学 「韓半島の平和」を論じる

Posted December. 02, 2006 07:29,   

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1日、米国の主要大学で「韓半島の平和の日(Korea Peace Day)」の催しが、同時多発的に行われた。

北朝鮮の核問題の平和的・外交的解決をテーマに、米国内の韓半島問題専門の学者たちが、大学別に、セミナー、講演会、映画上映などを行なった。

スタンフォード大学では、同大学のアジア太平洋研究所(所長=シン・ギウク)の主幹で、シカゴ大学のブルース・カミングス教授、スタンフォード大学のジョン・ルイス教授、コーネル大学のソ・ジェジョン教授らが、パネリストとして参加するシンポジウムが開かれた。

テキサス大学オースティン校では、ロバート・オッペンハイム教授が主幹してセミナーが開かれ、ミシガン大学ではウ・ジョンウン(政治学)教授が講演会を開いた。このほかにも、アリゾナ州立大学などの多くの大学で教授や学生たちに、北朝鮮の核問題の本質と外交的解決の重要性を伝える多彩な催しが開かれた。

「韓半島の平和の日」のイベントは、米国内で、韓半島問題を研究する教授たちの会である「韓半島を案ずる学者の会(ASCK=asck.org)」が主管し、2004年に初めて開かれた。

2003年3月に約20人の教授を中心に結成されたASCKには、約100人の教授が参加しているが、このうちの半数ほどが韓国系だ。

ASCKは、今回の平和の日のイベントの前に発表した声明で、「この1年間、米国と日本、北朝鮮の関係は悪化している。現在の危機を、米国と北朝鮮の直接交渉を含む外交的方法で解決しなければならない」と求めた。

今回のイベントを実務準備したミシガン大学のヘンリー・イム教授は、「昨年は、結果物を集めて本を出した。今年も、論議の成果を一つにして共有する作業を行う」と話した。



sechepa@donga.com