Go to contents

チャン・ミンホ被告「一心会結成と北朝鮮接触」を認める

チャン・ミンホ被告「一心会結成と北朝鮮接触」を認める

Posted December. 29, 2006 07:20,   

한국어

利敵団体である「一心会」を組織した容疑で拘束起訴されたチャン・ミンホ(44)被告が法廷で、一心会を構成し、北朝鮮側の人物と接触した事実を認めた。

28日、ソウル中央地方裁判所刑事合議25部(金東旿部長判事)の審理で開かれた1審の第2回公判で、チャン被告は、「2002年1月に非公開統一事業の会を結成した後、便宜上、一心会という名称を使った事実がある」と明らかにした。

北朝鮮工作員との接触については、「対外連絡部所属であることは知らなかったが、北朝鮮側の人物に会ったことはある」と述べた。

検察側が、「ソン・ジョンモク、イ・ジョンフン被告が、民主労働党のチェ氏や地域党委員長2人に接触したという報告を受けたことがあるか」と審問すると、「そのような話をしたことはない」と述べた。

しかしチャン被告は、北朝鮮の指令を受けて韓国の機密を「報告」したのではなく、関連内容を北朝鮮に「伝達」したのであり、大半がマスコミで報道された内容だったと主張した。

また、ともに拘束起訴されたソン・ジョンモク、イ・ジョンフン、イ・ジンガン被告ら一心会の組織員たちが北朝鮮工作員と接触するよう取り持ったかという検察の追及には、「覚えがない」と回答を避けた。

チャン被告は、北朝鮮側と電子メールをやりとりし、一心会を「バレンタインクラブ」という隠語で表し、「事業のために会おう」という内容は「誕生日パーティーのために待つ」と表現したと明かにした。

いっぽう、「活貧団」などの保守団体の会員たちは、公判開始前、ソウル中央地方裁判所の庁舍前で集会を開いたのに続き、太極旗(テグッキ=韓国の国旗)を持って法廷に入ろうとし、裁判所職員ともみ合いになった。

彼らは、公判開始直前に、チャン被告の弁護団に暴言を浴びせるなど、しばらく騒乱となったが、保守と進歩団体の会員間の衝突はなかった。



will71@donga.com wiseweb@donga.com