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探検家の許永浩氏、「鳥人の夢」ならず

Posted January. 02, 2007 03:01,   

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国土縦断1100km飛行のために探検家の許永浩(ホ・ヨンホ)氏(51)が操縦していた超軽量航空機が1日午後0時20分ころ、全羅南道莞島郡(チョルラナムド・ワンドグン)のチョンサン島から南方4.3マイル海上に不時着した。

許氏は不時着の直後に、付近の海上を航海していた3000トン級のパナマ船籍の貨物船「ガスハーモニー」によって救助された後、海洋警察の警備艇に乗り換え、午後3時ころ莞島港に生還した。

許氏が乗っていた航空機「ストリック・シャドー」は同日午前7時50分ころ、京畿道驪州(キョンギド・ヨジュ)を離陸し、莞島の上空800メートルを飛行しているところへ、エンジンが異常を起した模様だ。

許氏は「航空機が水面に浮いた状態で10分ほど経ったとき、貨物船から救命艇が到着した。この程度の危険は山を登るときは日常的にあることだし、救命胴衣も着用していたので怖い気持ちはなかった」と語った。

許氏は「飛行しているうちの天気は良かった。突然エンジンの推進力が低下して徐々に下向きになって海に下りた」と話した。

丁亥年の新年を迎えて重量225キロ、翼幅9メートルの「ストリック・シャドー」に乗って京畿道驪州郡にあるイーグル飛行場を離陸して、午後1時ころには済州(チェジュ)島に到着し、30分ほど休憩してから、イーグル飛行場に戻る予定だった。

許氏は南極点と北極点、エベレストなど世界7大陸の最高峰を征服したあと、幼児からの夢だった飛行機操縦士を目指して1998年に超軽量航空機の操縦免許を取った。

許氏は「希望のメッセージを伝えたかったが、失敗に終わって残念だ」と言い、「チャンスがあればまた挑戦したい」と語った。

一方、1日午前7時50分ころ、江原道江陵(カンウォンド・カンヌン)の鏡浦台海水浴場でモーターパラグライダーに乗っていた米国人のデンジェロ・アルベルト・カール氏(36・慶尚北道礼泉D中学校の英語講師)が海に墜落して死亡した。



jy788@donga.com