「フリーマケット詐欺師、金(キム)よ、お前は必ず捕まえる」
ネチズンがインターネットの直接取引市場で女性を対象に品物を安く売るといって騙し、お金を受け取った女子大生の詐欺師に対して「サイバー公開手配令」を下した。
昨年7月、A氏はポータルサイトのフリーマケットで「30万ウォンものデパート商品巻を25万ウォンで売る」という金某氏(24)の書き込みを読んで、買うという書き込みを残した。
A氏は振り込んだ後で商品巻を待っていたものの、金氏は携帯電話で「品物を紛失した」と言ってきて、1ヶ月間余り延ばした。A氏が「サイバー捜査隊に届ける」としつこく払い戻しを要求すると、金は夫だというSの名前でお金を返した。
最初にA氏の通帳に振り込まれたお金は、48万5000ウォン。金は夫が金額を間違ったとして、差額23万5000ウォンを自分の通帳に返してほしいと言った。間違いと思ったAはすぐ差額を口座に振り込んだ。
ところが、昨年11月、A氏は警察から「詐欺の疑いで告訴されたので出頭せよ」と言う通知を受けた。インターネットを通じてSにかばんを売るとお金を受け取った後、品物を送らなかったからだという。ようやくA氏は金氏に騙されたということに気づいた。2日被害者によれば、金氏は2004年から最近まで20、30代の女性が多くアクセスする化粧品と中古名品、家電製品の直接取引サイトで数百件の詐欺行為を行ってきた。
被害者たちは個別に警察に告訴しているが、警察は「個人別の被害金額が少ないうえに被害者が全国各地に散らばっており、金の行方も不明で手配をして待つしかない」という反応を見せている。
このために被害者らはインターネットのカフェー(「フリーマケット詐欺師、金○○よ、お前は必ず捕まえる」)を作って追加被害を防ぐための活動に直接出た。会員が1910人余りのこのカフェーには、すでにソウルにある大学の日本語科休学生という金の人的事項と写真などが載せられている。
gaea@donga.com