▲「いい働き口」が３年間１１．５％減〓国内のいい働き口は０２年の７１万４０００あまりから、０５年６３万２０００あまりに、８万２０００あまりが減った。
同期間、大企業や中小企業、公企業の従事者や公務員など、賃金労働者数は１４２０万人あまりから１５２０万人余りに、１００万人あまりが増えたことを考えると、いい職場で働いている労働者は０２年の２０人に１人から、０５年は２４人に１人に低くなったわけだ。
いい働き口が激減した時期は０２〜０３年で、１年間なんと１２万８０００あまりが消えてしまった。
雇用情報院は今回の調査で、労働部と雇用情報院が就業者７万人あまりを対象に毎年行っている産業・職業別の雇用構造調査（ＯＥＳ）のデータを分析した。
▲製造業、教育サービス分野にいい働き口が多い〓いい働き口の多い分野は従事者数が多い製造業や学校の教師、大学教授などが含まれている教育サービス業だという結果が出た。
製造業分野でのいい働き口は０２年１７万５０００あまりから０３年１３万６０００あまりに激減したが、輸出が回復して、０５年再び以前の水準に戻った。教育サービス業では１４万２０００あまりから１２万５０００あまりに減ってものの、製造業に続いて最もいい働き口の多い分野だった。
一方、派出婦が含まれた家庭サービス業、鉱業と漁業分野ではいい働き口がたった１つもなかった。
タクシー運転手や貨物運送会社の従事者や旅行会社を含めた運輸業分野でいい働き口は３万あまりから１万６０００あまりに、不動産関連会社の従事者や家具、衣料、機械装備などを貸し出すレンタル業分野では６０００あまりから４０００あまりに減った。
雇用情報院の金ハンジュン職業進路指導室長は、「行政都市の建設などで電気・ガス・水道事業分野でいい働き口が増えた」としながらも、「いい働き口の減少は正社員や給料を十分に受け取る職場は減り、その代わり勤務の厳しさは増すという点で、憂慮すべき現象だ」と指摘した。
peacechaos@donga.com
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