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5年ぶりPO進出狙うSK、方成允の活躍がカギ

5年ぶりPO進出狙うSK、方成允の活躍がカギ

Posted January. 18, 2007 07:11,   

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10日、京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)にあるプロバスケットボールのSK体育館。シュート練習をしていた選手の口からため息が漏れた。方成允(バン・ソンユン、25)がダンクシュートを決めたのだ。興奮した方成允は、先輩たちに駆けより「ダンクシュート、見ました?」と聞いた。見ていないという人が多かった。もう一度試みたが、今度は失敗。見守っていたムン・ギョンウン(36)が、「僕もやってみる」と乗り出した。ボールを高く投げた後、取ったままリングを狙ったが、惜しくも失敗。チームの最年長者と最若手の「ダンクシュートイベント」で、体育館にはしばらく笑いが止まらなかった。

SKの雰囲気が変わった。そのおかげで最近、上昇ムードが熱い。17日現在、8位に止まっているものの、最近の5試合で4勝を挙げた。

「主演」は方成允。方成允はこの5試合で平均22.4得点、リバウンド4.4、アシスト4.4を記録した。昨シーズンより得点も多くなり、リバウンドとアシストもぐんと増えた。外国人選手の森をくぐり抜けて果敢なレイアップシュートをするほど、自信に満ちている。

主演を際立たせた「助演」はムン・ギョンウン。SKは1日付けでムン・ギョンウンをプレイングコーチに選任した。任命状もなく、コーチ手当てもないが、ムン・ギョンウンは喜んで受け入れた。引退した後、SKコーチとして残る手順であることを知っているためだ。

コーチとしてのムン・ギョンウンが一番先にやったのは、方成允との面談だった。2時間ぐらい続いたその場で、先輩は後輩に「お前がメインになれば、僕が積極的に助ける」と元気づけた。方成允は「最善を尽くす」と誓った。

方成允はこの頃、調子付いている。しばらく休むようにと言われても最後までプレーすると意欲を見せる。「平和的な世代交代」以後、SKは5年ぶりのプレーオフ進出という目標に向かって、一歩ずつ近付いている。



why@donga.com