マルチナ・ヒンギス（世界７位、スイス）とキム・クライシュテルス（５位、ベルギー）が共に３回戦に進出した。１８日、豪州メルボルンで行われたシーズン最初のメジャーテニス大会である豪州オープン女子シングル２回戦。第６シードで同大会通算３回優勝のヒンギスは、ロシアのアラ・クドリャブチェバ（１３４位）を１時間８分で２—０（６—２、６—２）と軽く制した。
ヒンギスは日本の中村藍子（６５位）とベスト１６入りのチケットを争う。中村は２回戦でインドの新星サニア・ミルジャ（５３位）を２—０（６—３、６—２）で下す異変を起こした。
第４シードのクライシュテルスは１回戦を「ダブルベーグル（２セットをいずれも６—０で勝つこと）」で飾ったのに続いて、日本の森上亜希子（８６位）を２—０（６—３、６—０）で下して、中国の李娜（１６位、第１９シード）と顔を合わせる。
ライバルであり仲良しの友達でもあるヒンギスとクライシュテルスは昨年に続いて、２年
連続８強で対戦する可能性が高い。昨年は、クライシュテルスが、負傷後３年ぶりに復帰したヒンギスを制した。
負傷を乗り越えて再起に成功したという共通点を持つ彼女らは、最近、コートの外での恋愛で話題を呼び起こした。ヒンギスは昨年末、チェコのテニス選手のラデク・ステパネクのプロポーズを受けて婚約した。クライシュテルスは今夏、米国のバスケットボール選手のブライアン・リンチとの結婚のため、今季を最後に引退する考えを示した。
男子シングルではレイトン・ヒューイット（１９位、豪州）とジェームズ・ブレーク（５位、米国）が３回戦に進んだ。
kjs0123@donga.com
About Dong-A Ilbo