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エネルギー問題が災いに…北朝鮮首相が謹慎処分、担当相は更迭 毎日新聞報道

エネルギー問題が災いに…北朝鮮首相が謹慎処分、担当相は更迭 毎日新聞報道

Posted January. 19, 2007 03:01,   

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北朝鮮でエネルギー政策をめぐって朴奉珠(パク・ボンジュ)首相が謹慎処分を受け、ジュ・ドンイル電気石炭工業相は更迭されたと、18日付の毎日新聞が中国北京発で報じた。

同紙が北朝鮮に近い関係者の話として報じたところによると、チュ工業相は昨年春、エネルギー関係者の会で、「北朝鮮の電力事情は非常に厳しい」とし「将軍様の招待所の電気を引っ張って使ったらどうだ」と発言して問題となった。北朝鮮の各地にある金正日(キム・ジョンイル)総書記の別荘への電力供給を減らし、これを企業や一般住宅に回すことを提案したものだった。

いっぽう、同月、朴首相は石炭関連貿易会議の席上で、「中国への石炭輸出を引き続き行うと、わが国の人民が暖房できなくなり、企業活動もストップせざるを得ない」と、輸出を控えるように要求し、内閣は一時、中国への輸出を打ち切ることを決定した。ところがその後、核実験で主導的な役割を果たした国防委員会が、軍事力強化のためには外貨獲得が欠かせないとして、輸出再開を強く求め、輸出が再開されたという。

同紙は朴首相が党指導部から、「しばらく学習する必要がある」という指示をうけ、対外活動を自制しているところだと伝えた。



sya@donga.com