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キルイなど世界トップランナーが勢揃い ソウル国際マラソン3月18日開催

キルイなど世界トップランナーが勢揃い ソウル国際マラソン3月18日開催

Posted January. 20, 2007 04:59,   

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ソウルで3月、「マラソン世界大戦」が起る。

韓国を代表する最高のマラソンランナーたちが3月18日に開かれる2007ソウル国際マラソン兼第78回東亜(トンア)マラソンで、「黒い大陸」アフリカ・ケニアの健脚たちとビッグマッチを繰り広げる。

韓国記録(2時間7分20秒)保有者の李鳳柱(イ・ボンジュ、37、三星電子)をはじめ、「次世代の希望」チ・ヨンジュン(26・コーロン)とオム・ヒョソク(23・建国大)、「未完の大器」チョ・グンヒョン(27・大宇自動車販売)、さらに女子韓国記録(2時間26分12秒)保有者のクォン・ウンジュ(30・済州市役所)まで、韓国マラソンの男女最高のスターが総出場する。

マラソン強国であるケニアでは、2006ロッテルダム・マラソンで2時間6分44秒を記録し、昨年、世界ランキング第5位を記録したポール・キプロプ・キルイ(27)、2時間8分02秒のジャクソン・コエチ(28)、2時間8分13秒のジェイソン・ムボテ(29)など世界最高級選手たちが大挙出場する。女子部では、2002ソウル国際マラソン・チャンピオンで2時間24分02秒の記録を持っていつ魏亞楠(27・中国)、2時間25分42秒のワークネシ・トーラ(エチオピア)など世界的な選手たちが出る。

2000年2月に東京マラソンで韓国記録を立てた「ポンダリ」李鳳柱は、「もう一度2時間7分台を走る」と、2004年以後3年ぶりに「記録の産室」であるソウル国際マラソンへの出場を決めた。李鳳柱は、平らなソウル・コースでケニア選手たちと肩を並べ、韓国記録更新も狙うと覚悟を決めている。

チ・ヨンジュンは、「ドーハ・アジア大会での惨敗」以後、彷徨から脱し、再跳躍を宣言した。チ・ヨンジュンはドーハで2時間19分35秒の不振な記録で第7位にとどまり、韓国のアジア大会男子マラソン5連覇目標達成に失敗した後、外出もせずに落ち込んでいた。「マラソンを続けるかどうか」という疑問も持ったが、「結局、私の行く道はマラソン」と決め、13日、慶尚北道亀尾市(キョンサンブクド・クミシ)で本格的なトレーニングを始めた。2003ソウル国際マラソンで立てた個人最高記録(2時間8分43秒)の更新が目標。

今年、建国大を卒業し、三星(サムスン)電子に入ったオム・ヒョソクは、「プロ」として初めて出場するフルコース挑戦で良い成績を出すと意欲を燃やしている。

彷徨のあげくコーロンを去り、大宇(テウ)自動車販売に移ったチョ・グンヒョンにとって、今回の大会は「跳躍の舞台」だ。2005ソウル国際マラソンで2時間15分01秒を記録するなど韓国マラソンを導くホープと評価されたが、その間、これと言った記録を出せなかった。ペク・スンド監督の指導を受けるチョ・グンヒョンは11日から、米ニューメキシコ州アルバカーキで高強度の高地トレーニングを受けている。

1997年、女子最高記録を立てた後、静かに消え去ったクォン・ウンジュは30歳に、華麗な復活を夢見る。2002ソウル国際マラソンの2時間36分20秒を最後に、フルコースを走らなかったクォン・ウンジュは昨年、仁川(インチョン)ハーフマラソンで1時間16分37秒で優勝し、再起の可能性をみせた。



yjongk@donga.com