Go to contents

わいせつサイトや体罰サイトが「大手」を振るう

わいせつサイトや体罰サイトが「大手」を振るう

Posted February. 12, 2007 07:41,   

한국어

去年4月、小学生の少年A(9)は母親から「勉強はしないで遊んでばかりいる」としかられ、手のひらで手足を何回か打たれた。

癪にさわった少年Aは、自分の部屋に閉じこもってコンピュータに電源を入れ、さまざまなインターネットのポータル・サイトで「体罰」という検索語を打ち込んだ。

検索結果に出たサイトに入ると、むちで打ったり打たれたりしながら性交渉をする動画や、大人が子どもをぶっている写真などが現れた。

好奇心が沸いてきた少年Aは、自分もこのようなサイトを運営するため「体罰◯◯」というカフェを開設し、200人あまりの会員の加入を受けて運営してきたことが、警察捜査で明らかになった。

▲小学生も「体罰サイト」を運営〓ソウル地方警察庁のサイバー犯罪捜査隊は、Aと「びしゃっと◯◯」カフェを運営した少年B(8)など、小学生5人や中学生2人が「体罰際を」を運営して摘発されたと11日明らかにした。

警察は、彼ら未成年者は補導してから帰宅させ、また他の体罰やわいせつサイトを運営した成人たちは、在宅起訴した。

去年8月から体罰カフェを運営してきた少年Bは、両親のいない時間にコンピュータと向き合って、インターネット・サイトを検索しながら体罰やわいせつに関する写真や動画をコピーしては、自分が運営するサイトに掲載した。警察で少年Bは、「姉が体罰サイトを作っているのを見て、面白そうだったので好奇心で作ってみたが、会員が多く増えた」と話した。

変態性体罰カフェでの未成年者の活動は深刻な水準で、警察が去年から摘発した417件の変態性体罰カフェのうち、約20%は未成年者が運営していた。

▲大人から「伝染」〓警察の調査で、彼ら小学生の多くは変態性体罰サイトに親の名義で加入して、楽しんだ後、好奇心で類似のカフェを開設していたことが分かった。

在宅起訴された金(26)氏は、05年5月から去年末まで体罰写真を掲載したSインターネット・サイトを運営し、会員1200人あまりから加入費の名目で4000万ウォンあまりを受け取っており、また、ソン(35)は、開設したサイトで写真のみならず、実際「体罰」に使われる道具まで販売するため、中国で器具を輸入したりもした。

警察はこのような体罰サイトを通じて、未成年者たちを相手にサディズムやマゾヒズム的な性行為など、さまざまな犯罪が行われていると見て、インターネットのチャットやカフェ・サイトなどを対象に捜査を拡大している。



dnsp@donga.com