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盗作議論を巻き起こした李弼商・高麗大学総長、辞退を表明

盗作議論を巻き起こした李弼商・高麗大学総長、辞退を表明

Posted February. 16, 2007 07:21,   

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盗作議論で総長辞退を迫れてきた李弼商(イ・ピルサン)高麗(コリョ)大学総長が就任から56日で総長の職から退くことになった。李総長は同日午後2時、同大学の本館で李スンファン対外協力処長を通じて、「今の事態が円満に収まるよう望む気持ちから財団理事長に辞意を表明した」と釈明し、「教務副総長と処長団も一括辞意を表明した」と述べた。

李総長は14日、自分が提案した再信任投票結果、専任教員1219人のうち478人が参加して「信任する」と明らかにした教授が424人(88.7%)だったが、低い投票率と投票そのものの正当性問題などで議論は収まらなかった。

李処長は、「李総長が多様な経路で意見を聞いた後、辞退を結審した」と説明した。李総長が辞意を公式表明した後、玄勝鍾(ヒョン・スンジョン)理事長は午後4時ごろ、仁村(インチョン)記念館で記者会見を開き、「23日に理事会を招集して決めるが、事実上、辞表を受理すると見てもよいだろう」と述べた。

玄理事長はまた、「できるだけ早く理事会を開催して、それによる措置と今後の対策をまとめる」とし、「教務副総長の辞表は行政の空白を避けるために受理せずに、総長職務代行を任せる予定だ」と述べた。

さらに、「総長選出において直選制と間選制どちらも問題点が発見された。理事会で話し合って決定するが、総長指名制を検討する」ことを付け加えた。

李総長の辞意表明に対して教授議会議長団は、「その間、議論の的になっていた総長が早期に退くことを歓迎する」と述べ、「次期総長の選出からは候補を多様な側面で検証して、学校の発展を阻害する議論が再発することを防ぐ」との見解を明らかにした。



dnsp@donga.com